1/35 タミヤ 西ドイツ・レオパルトA4戦車

「雨上がりの夕暮れを進軍するドイツ兵たち・・・」
2006.5 製作 / お気に入りランク:★★★★★  レア度:★★★★☆
第2次大戦中、パンサーやタイガーなどのすぐれた戦車を生み出した経験をもとに、大戦後主力戦車として西ドイツ陸軍が開発したのがレオパルト戦車です。
火力、防禦力、機動力ともにすぐれた傑作戦車と高く評価され、NATO諸国などにも多数が装備されました。1965年の量産開始後もA1、A2型など改良が重ねられ、最終型となったのがA4型です。 スペースド・アーマーと呼ばれる二重装甲を砲塔に採用して防禦力を強化、また主砲の105mm砲にコンピューター制御による高度な射撃統制装置を組み合わせて攻撃力を一段と高めたことが特徴となっています。

Photo Gallery


製作過程

私の中で戦車の色と言えば、ジャーマングレーやダークイエローより、オリーブドラブという固定観念があります。それも以前製作したゲパルトのシルエットを持つレオパルトにはずっと興味を持っていました。 しかし同じようなものをまた作っても・・・という迷いの中、タミヤの資料写真集を購入してみると、ゲパルトと似て非なる魅力を感じました。 ディスプレイケースに収納できるジオラマにこだわる私にとって戦車はなかなか作りづらいのですが、今回はシンプルながらも戦車と地面の質感にこだわって挑戦しました。
1.組み立て
レオパルト
ほぼ全体を組み立ててから塗装できるAFVはやっぱり作りやすいですね。久々のタミヤ製品ですが、改めて精度の高さを実感できました。
今回は派手なキズや凹みは付けずにストレートに組み立てます。半日ほどで組み上がりましたが、装備品と機銃は筆塗りしてから接着することにしました。(面倒ですが結果的にリアリティーが高まり、大正解でした。)
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2.塗装(基本色&筆塗り)&組み立て
レオパルト
  1. 今回も明るい発色を期待して白のサーフェイサーを吹きます。
  2. 基本色のオリーブドラブをスプレーで吹きます。
  3. キャタピラを取り付ける前に車輌下部をタミヤ「ウェザリングマスターセット」で汚します。
  4. 装備品や機銃など筆塗りが必要なものを塗り終えたら接着し、全体を組み立てます。
    画像はテカテカのレオパルト!これからウェザリングでどう変貌していくか楽しみです。
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3.塗装~汚し塗装~
レオパルト
  1. フラットブラックとフラットブラウンを薄くして細部に影を付け、溶剤で表面を拭き取ります。
  2. ガンダムマーカーの「ウェザリングマーカーセット」でチッピングを施します。
  3. フラットホワイトでドライブラシを行い、光の反射やほこりを再現します。
  4. フラットアルミでドライブラシを行います。
  5. 仕上げに車輌上部はパステル(白色)を使ってほこりっぽさを表現し、車輌下部はパステル(黄土色)ですり込み、全体を落ち着かせます。
  6. タミヤ「ウェザリングマスターセット」で砲身の焼けを表現します。
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4.TAMIYA NEWS 写真資料集「レオパルド戦車と西ドイツ陸軍」
レオパルト
  1. 今回はこの写真集を事前に購入し、製作の参考にしました。
  2. 写真集を見てのカスタマイズとしては余りパーツとランナーでキットにはないアンテナを設置しました。ここでは100円ショップで購入したピンバイスが活躍しました。
  3. ストックしておいたタミヤ「連合軍車輛 装備品セット」から装備品を車輌上部に接着します。
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5.ジオラマ~ベ-ス&アクセサリ-~
レオパルト
  1. ベースはタミヤ スチレンボード5mm厚を使用。
  2. スチレンボード2枚重ねて小さな土手を製作。
  3. ベースのサイドをいつものストーン調スプレーで吹き、乾燥を待ちます。
  4. ベースには木工用ボンドを塗って、「石粉粘土」で地面を作っていきます。
  5. ハブラシで地面を叩き、荒れた地面を表現。
  6. 兵士フィギュアやキャタピラを使って、足跡やキャタピラ跡を深めにつけておきます。
  7. 1/48のタミヤ「道標セット」から道標2つと車輪を製作。粘土が柔らかいうちに仮組みをします。
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6.ジオラマ~地面1~
レオパルト
  1. 粘土の硬化を待ちますが、完成後べースにたわみが生じてしまいました。
  2. セミグロスブラックとジャーマングレーを下地として吹き、フラットプラウンとダークイエローで地面を叩くように筆塗りします。
  3. 木工用ボンドを希釈して霧吹いた後、パステル(黄土色・茶色・黒色)で土手と土を表現します。
  4. 光栄堂の「レイアウトストーン」と「ガーデニング用小石」を接着します。
  5. 鉄道模型用の「シーナリーバラスト」とパステル(白色)を蒔き、仕上げます。(これが効果絶大! )
  6. キャタピラ跡に画材用品の「グロスポリマーメディウム」を湿った地面として塗り、「液体ゴム」と「エポキシ接着剤」を水溜りとして使用します。
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7.ジオラマ~地面2~
レオパルト
  1. の作業後乾くとダークイエローを吹いた「ライケン」を木工用ボンドで接着します。
  2. 道標2つと車輪を木工用ボンドで接着します。
  3. ストックしていたヘルメットと水筒、バックを木工用ボンドで接着します。
  4. ペットショップで購入した「鳥の巣草」で枯れ草を作り、木工用ボンドで接着します。
  5. 仕上げとしてフラットブラウンで影や泥を表現します。
  6. 今回もストーリーテラーでもある犬2匹をタミヤ「連合軍車輛 装備品セット」から流用。
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8.仕上がり
レオパルト
  1. 情景を単調にさせないために、兵士をコマンダーズハッチに乗せ、起伏を持たせます。
  2. 夕暮れの画像を写真屋で拡大プリントしたものを背景パネルとして使用します。
  3. 車輌をベースに載せ、タミヤのディスプレイケースFに収納します。
  4. ケースのふたをしたらいよいよ完成!
製作後記
今回主役は戦車ということで、私のこだわりであるディスプレイケースに納まるジオラマとしては戦車にかなりのスペースを占有されてしまいます。そこで単にケースに戦車を押し込んだだけの単調なものにならないように構想段階で悩みました。
その結果採用したアイデアは ①ごみごみ感を排除するため、ストラクチャーではなく道標を使用 ②背景パネルと一体化し、天候を示す湿った地面を作る ③犬と戦車を対峙させ、戦車に躍動感を与える ④兵士を車輌上部に立たせることで、空間の起伏を有効活用する ⑤スポットライトを一人の兵士に当てる代わりに道端にヘルメットを置いて人の気配を残す・・・などです。
ジオラマとしてはオーソドックスではありますが、それぞれのセクションに意味があることを感じ取ってもらえればおもしろく見れると思います。

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