1/35 アメリカ 155mm自走砲 M40 ビッグショット
お気に入りランク:★★★★☆ レア度:★★★☆☆
新型の155mmカノン砲を搭載する8名の乗員は、オープントップのうえに車体に腰あたりまでの装甲版と小さな砲坊盾しかなかったにもかかわらず、遠距離からの敵陣地への間接射撃が任務だったために問題とはならなかったようです。
M40は大戦末期生産が開始されたものの、大戦終結によって418輌で生産終了となり、試作車輌がヨーロッパ戦線に投入された後、朝鮮戦争では山岳地帯から遠距離の北朝鮮軍陣地に対する関節射撃任務に配備されたのです。
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製作過程
1960年代に発売されていた「1/21 M40 ビッグショット」は1/21というビッグスケールの存在感や再現されたオープントップの戦闘室など、当時タミヤを代表するキットでありましたが、
タミヤ創業70周年記念の節目となる2016年に1/35スケールとしてこのキットが発売されました。
発売当初から興味はあったものの、高価なキットに購入をためらっていました。
そんな中、AFVキットとしては数年ぶりの製作に取り掛かり、他の海外メーカーのキットに挑戦していたのですが、完成目前の組み上げでパーツが噛み合わない事象が多発し、完成を断念することとなりました。失望と「やはりA.F.V.はタミヤだな・・・」と痛感する中、冷却期間をおいて本キット製作となったわけです。ちなみに、製作を断念したキットは本キットのベースでもあるM4トラクターというのは全く皮肉なものです。
さて、今回も ①可能な限り組み立て、塗装後にを取り付け ②ウォッシングを中心のウエザリングに加えて、凍結した車体の表現 ③フィギュアを忠実に再現 ④雪景色の表現
⑤監視所を使った高低差のあるジオラマ をポイントにして製作をしていきます。
1.イメージ | |
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2.組み立て1 | |
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3.塗装1 | |
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4.ウエザリング1&組み立て2 | |
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5.デカール&組み立て3&ウエザリング2 | |
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6.フィギュア | |
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7.ジオラマベース1 | |
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8.ジオラマベース2 | |
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9.ウエザリング3 | |
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10.仕上がり | |
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製作後記 |
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タミヤ創業70周年記念キットとして、その価格から期待をしていましたが、”作り易さ”というタミヤらしさを感じられないキットでした。一体させずに分割された極小、極細パーツが多く、瞬間接着剤に頼るところも多く、組み立てに非常にストレスを感じました。 最後に、今回ジオラマベースをスチレンボードからMDF(140円)に変更しました。これは紙粘土や壁用補修材を接着することによってベースの”反り”の発生を避けるためにより強度を求めてホームセンターで購入したものですが、それでも”反り”が発生してしまいました。苦肉の策として塗装していたベースサイドの上をさらに黒の画用紙で囲むことになってしまったことが残念でした。 |