1/144 バンダイ HGUC MSM-07 ズゴック

「水没したズゴック」
2007.7 製作 / お気に入りランク:★★★★★  レア度:★★★☆☆
水中モノジオラマに挑戦!これまでの粘土による波のべースとは異なるアプローチでリアリティの向上を図りました。水あかで黒ずんだズゴック、深いエメラルドグリーンの海中、水を注いだように見せるディスプレイケースの演出に注力しました。挑戦と失敗を経験した作品になりました。

Photo Gallery


製作過程

水中ジオラマを作りたい・・・という発想から始まった今回の製作。そこで思い浮かぶのは ” ズゴック ”。キットのスケール的にはマスターグレードでは大き過ぎるため、 ハイグレードを選択しました。またディスプレイケースは海中の高さを考えた物にしたいと思います。
今回は ①水あかでドス黒くなったズゴック ②被弾し、墜落したドップファイター③深いエメラルドグリーンの海中 ④透明プラバン・なみいたくんを活用した水中べースをポイントにして製作をしていきます。
1.イメージ
ズゴック
  1. 今回は独自のイメージで進めたいと思います。アニメらしさを消した、リアルな水中と重厚感あるズゴックにしたいと思います。
  2. ズゴックはイロプラをべースにエナメル塗料でウエザリングを施します。
  3. ベースはエメラルドグリーンをイメージし、透明プラバン・なみいたくんを活用して製作します。
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2.組み立て
ズゴック
  1. ハイグレードは部品点数も少なく、組み立てもあっという間です。ズゴックと言えば、左のポーズがお馴染みですが、今回は違います。
  2. 前回製作したザクのアクセサリーの「EX MOEDL ドップファイター」が余っていたので、同じ1/144スケールを流用することにしました。墜落のダメージとしてウィングをペンチで切断、被弾して機体を貫通した穴を焼いたきりで表現します。キャノピーもペンチで切断、デザインナイフでリアリティーを追求します。
  3. サンドペーパーで機体にキズを付けていきます。
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3.塗装1~ウエザリング その1~
ズゴック
  1. 「ガンダムマーカースミいれ用<ブラック>」でスミ入れをします。
  2. 頭部ミサイルをシルバーリーフで筆塗りします。
  3. エナメル塗料のジャブジャブに薄めたフラットブラウン+フラットブラックでウオッシングします。
  4. 全体が乾燥する前にテッシュペーパーで叩くように拭き取ります。
  5. 雨だれを意識して筆でも拭き取ります。
  6. 「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
  7. 焼いたきりで弾丸の貫通を表現します。
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4.塗装2~ウエザリング その2~
ズゴック
  1. アクリルガッシュのブラックとブラウンでチッピングを施します。
  2. ガンダムマーカーの「ウェザリングマーカーセット」でさびを意識してチッピングを施します。
  3. フラットアルミで軽くドライブラシを行い、金属感を表現します。
  4. 市販の「水転写式ガンダムデカール」をマークソフターを使って貼ります。
  5. 仕上げにタミヤ「ウェザリングマスターセット」で全体を落ち着かせます。
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5.ベ-ス1~レイアウト~
ズゴック
  1. ベースはスタイロフォームを、岸壁は今回はコルクロックではなく、加工しやすい発砲スチロール選びました。
  2. 岸壁のゴツゴツ感を彫刻刀で彫っていきます。
  3. ズゴックを置いてレイアウトを確認します。
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6.ベ-ス2~陸地と海中の表現 その1~
ズゴック
  1. 側面と裏面をストーン調スプレーで吹きます。
  2. ベース周囲をマスキングします。
  3. 下地として、全体にダークイエローを吹きます。
  4. 陸地と海中の間になみいたくんが挟めるように境目を入れます。
  5. 陸地は木工用ボンドを水で希釈し霧吹きで吹いた後、パステルを茶こしで振りかけます。
  6. 海中はクリアーブルーとクリアーグリーンでエメラルドの海を表現します。
  7. アクリルガッシュのブラックとブラウンで土や岩陰を描きます。
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7.ベ-ス3~陸地と海中の表現 その2~
ズゴック
  1. 陸地に「フォーリッジクラスター」を植えます。
  2. 海中には光栄堂の「レイアウトストーン」と「ガーデニング用小石」を接着します。
  3. 霧吹きを再度使用し、砂利として鉄道模型用の「シーナリーバラスト」を、そしてパステル(茶色・白色)を蒔き、仕上げます。
  4. 水草として「100円ショップで買ったアクアリウム用の水草」「ライケン」「鳥の巣草(太・細)」「竹ぼうきの一部」を植えていきます。
  5. 最後にマスキングを剥がします。
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8.ベ-ス4~水面~
ズゴック
  1. 水面の側面としてブルーの透明プラバンをスチのりで接着します。
  2. 透明プラバン上部になみいたくんを置くレールとして、透明の角材(?)をスチのりで接着します。
  3. 水面としてなみいたくんを陸地と海中の間に挟みます。
  4. 遊び心として、トミーテック社の鉄道模型用1/150 フィギュア「ザ・人間 工場の人々」から首にタオルを巻いたオヤジを海岸に置きました。さらに伸ばしランナーで釣り糸を垂れ、スチのりで軽い波を描きます。
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9.仕上がり
ズゴック
  1. 「ディスプレイケースは海中の高さを考え,タミヤディスプレイケースDにしました。
  2. ディスプレイケース前面にもなみいたくんをスチのりで接着します。
  3. ズゴックとドップファイターをベースを乗せます。
  4. 背景パネルは海中と青空を合成したものを貼ります。
  5. ふたをしたらいよいよ完成!
製作後記
ズゴックの質感、ジオラマベースの製作までは順調だったのですが、今回は過去にない水中ジオラマのため、透明プラバンやなみいたくんの接着に苦労しました。
透明プラバンがディスプレイケースに綺麗に貼れなかったり、接着剤の後が残ったり・・・。結果的にディスプレイケースを買い替え、やり直しに・・・。接着剤は透明な素材にはスチのりが有効との結論に達しました。製作コストも想定外のやや悔いの残る作品となりました。
2009年6月なみいたくん劣化のため、タミヤ「海面プレートA」への交換を断行。海面もエメラルドグリーンに仕上げ、納得のいく仕上がりになりました。

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