1/144 バンダイ RG MS-06F ザクⅡ

「ガンダム大地に立つ!!」
2011.8 製作
お気に入りランク:★★★★★  レア度:★★★☆☆
RGシリーズ第4弾はジオンの圧倒的な戦力を支える「量産型ザク」が登場!
リアルシステムを搭載して1/144サイズに集約。ダイナミックアクションとギミックを実現し、存在感・金属感を演出するリアルスチックデカールを一体化。 量産ザクならではの3種の頭部(隊長機用アンテナ2種、一般兵用)パーツに加え、F型装甲を忠実に再現し、ザク・バズーカ、ヒートホーク、ザク・マシンガン、 豊富な手首パーツにパイロットフィギュアも付属しています。

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製作過程

RGガンダム製作直後にイメージしたのがファーストガンダム第1話「ガンダム大地に立つ!!」のザク串刺しシーンです。サイド7に侵入したザクⅡF型に対して、初めてガンダムの操縦席に乗りこんだアムロ・レイが立ち向かうシーンを RGの可動力を生かして再現したいと思います。
1.イメージ
ザク
今回もMG並みの部品点数には圧倒されます。
「リアリスティックデカール」がこのキットの売りですが、やはり今回もガンダム同様別売りのシャア専用ザクの水転写デカールを併用します。
ジオラマベースはアニメ本編を参考にオリジナリティーを加えて、第1話「ガンダム大地に立つ!!」を再現したいと思います。
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2.塗装1&組み立て
ザク
イロプラは機体色の薄いグリーンのみ生かし、基軸部はジャーマングレー、濃緑色はGグリーン1、黒はセミグロスブラック、バーニアはシルバーリーフで塗装します。
今回は塗装しながら並行して組み立てます。
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3.ディテールアップ
ザク
  • モノアイはウェーブ オプションシステム「H・アイズ」のクリアーピンク裏にホイルシールを貼ったものを埋め込みます。
  • 左肩の装甲の質感を他と変えてみます。ドロッとした接着剤を塗り、ハブラシで叩いてザラザラとした表面にします。
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4.塗装2
ザク
  • クラック防止対策として油絵具ホルペンHOCのバーント アンバー、ロー アンバーをペトロールで希釈してスミ入れしました。
  • バーニアの細部はガンダムマーカーのシルバーで筆塗します。
  • ヒートホークはアニメに忠実にパープルで筆塗します。
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5.デカール
ザク
デカール貼りはRGシリーズの最も根気の要るところです。「リアリスティックデカール」はやはりシール膜の厚みが気になるため、金属部分の特殊素材のデカールは使用し、 他は水転写デカールを使用します。
デカールのコーティングも含めて、「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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6.ベース
ザク
スタイロフォームで地面を作り、崖はペットショップで購入したロックシェルターを使用します。
ホビーベース社の「マグネスタンド」のマグネベースに「ミニMSスタンド」のフレキシブルロッドを取付け、ザクを浮遊させる仕掛けを作ります。
ベースをストーン調スプレーで吹き、壁用補修材を蒔き、ライトサンドで軽くスプレーします。
その他はいつもの「レイアウトストーン」「ガーデニング用小石」「シーナリーバラスト」などをパステルとともに蒔き、木々は    「フォーリッジクラスター」「ライケン」を配置します。
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7.仕上がり
ザク
ビーム・サーベルはウェーブ オプションシステム「Q・サーベル」を使用し、貫かれた衝撃はイエローのクリアパーツを融かし、手芸用わたで表現します。
蝶プラ工業社製の「コレクションケース デスコ レギュラー 24」に収納し、ふたをしたらいよいよ完成!
製作後記
ガンダムファンなら、誰もが知る名場面シーン!背景に崖や木々を配置し、オリジナル場面にはないリアリティーを追加しました。
今回製作したザクは脇役に徹し、主役のガンダムの可動力が強調された作品になったと思います。ザク自体はパーツのフィット感が良く、ボロボロと外れることもない良いキットだと思います。
RGシリーズは戦闘シーンを再現するには適したキットで、その可動力を生かしたガンダムとザクのベストな組み合わせのジオラマとなりました。 今後のRGシリーズの展開に期待です。

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