1/144 バンダイ RG RX-0[N] ユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン(最終決戦仕様)

リディ・マーセナス「やるぞ、バナージ。この光は俺たちだけが生み出しているものじゃない。」
2019.2 製作 / お気に入りランク:★★★★☆  レア度:★★★★★

ユニコーンガンダム2号機バンシィを向上させ、リディ・マーセナス少尉が搭乗した"ノルン"は、改修前のバンシィのアームド・アーマーBS、VNは撤去され、ビームマグナムとIフィールド・ビームバリア内蔵シールドをベースとしつつも、各機能をマイナー・バージョンアップさせた機体です。
この機体はネオ・ジオングとの戦闘後、ミネバ・ザビがメガラニカから地球圏全域に向けてラプラスの箱に込められた祈りを語る中、ミネバをコロニーレーザーから守るためにバナージ・リンクスと共にサイコ・フィールド・バリアを展開し、最後まで盾として役割を果たしたのです。

サイコフレームの発光色は当初マリーダ・クルス搭乗時同様ゴールドでしたが、バナージと共にサイコ・フィールド・バリアを展開した時にはリディのニュータイプへの覚醒に応えるようにグリーンへと輝きを変えました。

最後はユニコーンガンダムと虹の彼方へ旅立とうとするバナージに対して、リディはまだ人間としてやるべきことがあると説得し、必死にバンシィ・ノルンで追いかけ、呼び止めようとします。

Photo Gallery


製作過程

RGユニコーンガンダム2号機バンシィが一般発売された時、後にきっとクリアーグリーンのサイコフレームのバンシィ・ノルンが発売されるに違いないと思い、購入をためらっていましたが、予想通りプレミアムバンダイ限定商品として発売されました。
ビーム・マグナム下部に付属するリボルビング・ランチャーやシールドへの機能拡張をもたらすアームド・アーマーDE、機体背面にはアームド・アーマーXCなど様々な装備が付属しますが、” CAUTION ”などのマーキングがグリーンへと変更されたリアリスティックデカールには予想を裏切られました。
レアな商品だったHGのバンシィ(グリーンフレーム チタニウムフィニッシュVer.) での反省点を踏まえて製作に取り組みたいと思います。

1.イメージ
バンシィ・ノルン

予想通り一般発売のRGバンシィを2色塗りにしたボックスとそのまま流用した取扱説明書に、サイコフレームをグリーンに変え、リアリスティックデカールを変更しただけの割高なキットです。

  1. HGのバンシィではサイコフレームのクリアーグリーンが黒い機体色に沈んでしまいました。
    この点を改善するためにクリアーパーツの裏面をシルバーリーフで塗装します。
  2. 機体色をメタリックカラーで塗装し、重量感を持たせます。
  3. ゴールドパーツはタミヤとMr.カラーの2種のゴールドで塗分けます。
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2.ディテールアップ
バンシィ・ノルン

今回は組み立て前にサイコフレームのディテールアップから取り掛かりますが、その他もほとんど塗装中心のディテールアップになります。

  • 黒い機体に接続するクリアーグリーンのパーツのみ表面をマスキングして、裏面をシルバーリーフで塗装します。
  • ブレードアンテナの前方部のみシャープ化。
  • 頭部バルカン、足の関節のパイプ管→シルバーリーフ
  • リボルビング・ランチャー、ビーム・マグナムの弾倉→ネービーブルー
  • バーニア→外装をシルバーリーフ、内面をゴールド(タミヤ)
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3.組み立て1
バンシィ・ノルン

パーティンラインの除去とフィニッシングペーパーで丁寧に処理を行い、可能な限り組み立てて、スプレー塗装を施します。
サイコフレームが埋め込まれたアドバンスジョイントフレームは斬新で、切り取りに注意が必要でしたが、破損してしまいました・・・(涙)。

一般発売されていないキットでもあるので、久しぶりにバンダイに部品請求をしました。

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4.塗装
バンシィ・ノルン
意外にもグレイ系のパーツはなく、つや消しのガンメタル系が中心のイロプラですが、金属感を上げるためにあえてガンメタルやレーシングブルーで塗装します。
  • 手・関節部・各部機軸パーツ、ビーム・マグナム、リボルビング・ランチャーの1部
    →ガンメタル
  • 機体色→レーシングブルー
  • バックパック→マットブラック
  • 胴体部ゴールドパーツ→ゴールド(Mr.カラー)
  • 頭部ブレードアンテナ・アームド・アーマーXC→ゴールド(タミヤ)
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5.組み立て2
バンシィ・ノルン

ディテールアップ、塗装が完了したら組み立てに移りますが、取扱説明書の手順に従うとユニコーンモードになります。今回はPhotoGallery用にもユニコーンモードは使用しないため、マーキングに備えて組み立て中にデストロイモードに変身させます。
選択式のブレードアンテナは固定バージョンもありますが、変身可能なパーツを選択しました。
今回も複雑な機構のため、取扱説明書では分かりづらく、組み立てはスムースには進みません。

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6.マーキング
バンシィ・ノルン
最大の難所のマーキングです。体力を考えて数日に分ける必要があるほどのエネルギーを要します。
今回は暗い機体色のためにスミ入れの効果は薄く、省略します。さらにいつものつや消しもメタリックカラーを生かすために省略します。
  1. 選択式のカメラアイはシールにシールを貼るタイプで起伏を付けます。
  2. 組み立て中にもいくつかマーキングが割り込んできますが、アームド・アーマーXC内に貼り付けるホイルシールの輝き効果は絶大です。
  3. 本キットの目玉でもあるグリーンのリアリスティックデカールは暗い機体色に沈んで発色がよくありません。機体の大きさや緻密さを強調するのであれば、白いリアリスティックデカールの方が良いかもしれません。
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7.仕上がり
バンシィ・ノルン

水転写式デカールと違ってはがれのリスクが少ないアリスティックデカールの利点を感じつつ、すべてのパーツを組み上げ、武装させたらいよいよ完成!・・・と行きたいところでしたが、ここで手直しをいくつか行いました。

  1. サイコフレームの輝きをさらに強調するためにクリアーグリーンを筆塗りで追加塗装します。
  2. 機体色はレーシングブルーでもメタリック感が物足りないために実験的に「Mr.スーパークリアー光沢」をビーム・マグナムを除いて吹いてみました。
    初めて光沢を吹きましたが、若干明るくなったものの、期待したほどの艶にはなりませんでした。
  3. 低い高さでもポーズを維持できる「アクションベース5」に取り付けます。
製作後記

最終決戦仕様として満を持して発売されたキットですが、リボルビング・ランチャーやアームド・アーマーDE、アームド・アーマーXCなど、主役機のフルアーマー・ユニコーンガンダムにはない武装でカッコよくポーズをとることが出来ます。
HG製作時の反省から、グリーンのサイコフレームの輝きをどう見せるかが今回のポイントでした。クリアパーツの裏面にシルバーリーフを吹くことで、グリーンの発色の沈みを防ぐ一定の効果は確認できました。しかしながら、取扱説明書に指示されているアームド・アーマーXC内にホイルシールを貼り付けた手法の方が効果は絶大でした。ただ、この手法は凹凸が激しいパーツには適用できないことが残念です。
そして悔やまれるのがパーツの破損で、高価なキットに余計な代償を払うことになってしまいました。久しぶりにバンダイに部品請求をしましたが、いまどき小為替を同封しての手続は信じられない手間と時間がかかりました。
ちなみに私の本命は最終決戦仕様の"ノルン"ではなく、マリーダが搭乗するバンシィです。この経験を黒いユニコーン製作への事前考証と考えて、次のマリーダ仕様のバンシィに生かしたいと思います。

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