1/144 バンダイ RG ZGMF-X10A フリーダムガンダム

キラ「キラ・ヤマト、フリーダム、行きます!」
2012.4 製作
お気に入りランク:★★★★☆  レア度:★★★☆☆
ストライクの4倍の以上のエネルギーを誇るフリーダムはニュートロンジャマーキャンセラーにより核エンジンを搭載、PS装甲の常時展開を可能にし、驚異的な戦闘力を発揮したのです。
最大の特徴は、その推力のみで大気圏内での高速・長距離飛行を可能とする背部メインスラスター基を両脇に備えた左右5対の10枚から成るウイングバインダーです。全てを放射状に広角展開する「ハイマットモード」と、ウイングは縦並列させたままクスィフィアス砲とバラエーナ砲を同時展開する「フルバーストモード」があり、「マルチロックオンシステム」により10機以上の目標を同時に攻撃することができたのです。
ザフトが誇る機動面と攻撃面の新技術に加えて、キラ・ヤマトの能力によって、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の物語中盤までその性能は最大限に発揮されたのです。

Photo Gallery


製作過程

製作のきっかけは「METAL BUILD フリーダムガンダム」の購入に迷ったことからです。 このシリーズの前作「ダブルオーガンダム セブンソード 」は評価が高かったのですが、 フリーダムの評価は色ムラの当たり外れが激しく、価格に見合わないとの意見が多数ありました。 そこで、コストパフォーマンスから本キット購入に乗り換えたと言うわけです。
イロプラの原色を生かしつつも、METAL BUILDを意識した メタリックな塗装を意識して仕上げたいと思います。
1.イメージ
機動戦士ガンダムSEED
フリーダムもカッコいいボックスアート。
今回もグレーのスミ入れ、「リアリスティックデカール」がポイントです。
エールストライクガンダムに続いての連続製作ですが、このキットは意外にも似て非なるもので、共有パーツはほとんど見当たらず、塗装仕様も別物だと感じました。
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2.塗装
機動戦士ガンダムSEED
今回はメタリックを意識した塗装にするため、基軸部分はいつものジャーマングレーに加えてガンメタルで、胸部とシールド、ビーム・ライフル先端も濃紺からガンメタルにしました。胸部内部のダクトや細部はフラットアルミで金属感を表現しました。
頭部のクリアパーツはボックスアートを参考にクリアーブルーに、ビーム・ライフルのパーツはクリアーグリーンにしました。
ウイングバインダーはあえて原色のままとして、カラーリングのバリエーションを多くしました。
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3.組み立て
機動戦士ガンダムSEED
部品点数が多いRGはゲート処理、ヒケ処理のストレスに耐えます。今回はペーパーがけのダメージを考慮し、極力控えました。
組み立て後にボロボロ外れる恐れのあるパーツは、可動箇所以外は接着しておきます。
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4.スミ入れ・デカール・コーティング
機動戦士ガンダムSEED
「ガンダムマーカースミいれ用<グレー>」でスミ入れを行いますが、極細ペンでもこのサイズでは太いため、綿棒を使ってシンナーで丁寧に拭き取ります。
根気が要る「リアリスティックデカール」貼りを終えて、コーティングも含めてた「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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5.仕上がり
機動戦士ガンダムSEED
フリーダムの場合はストライクのエールストライカーと違って、ウイングを背負うと自立できないということはなさそうでなので、接着は行いません。
「アクションベース3」に地球のポストカードを自作して乗せましたが、ジオラマとは一味違うシンプルなクオリティーアップができました。
製作後記
製作途中はおもちゃっぽさはを感じておりましたが、スミ入れとデカール貼りを終えるとRGのリアリティーの高さに改めて感動します。
様々なポージングはどれもかっこよく決まります。ただし、ウイングを展開すると飾るスペースをとることと、回転軸の安定感にやや難アリと感じました。
ジオラマを前提に製作をする私にとって「機動戦士ガンダムSEED」の敵キャラはどれもお粗末なものばかりで、戦闘シーンの製作は断念しましたが、地球の絵の上の「アクションベース3」でも充分満足できます。 あえて戦闘シーンにするならばデストロイガンダムとの組み合わせでしょうか。

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