1/72 バンダイ マクロス VF-1S ストライクバトロイドバルキリー/バトロイド型

「マクロス艦内で応戦する一条輝機」
2005.12 製作
お気に入りランク:★★★★☆  レア度:★★★☆☆
宇宙空間でのバルキリーの行動時間延長と火力向上を目的とした追加装備「スーパーパック」に、オプション・ポッドとして2連式ビームカノンを搭載し、これを装備した機体が「ストライクバルキリー」なのです。
ストライクパックは装着したままファイター、ガウォーク、バトロイドへの変形が可能なものの、指揮官用のVF-1Sに限り装着が許され、劇中では前半スカル小隊リーダーのロイ・フォッカ-が、後半は主人公一条輝が搭乗したのです。

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製作過程

今回はパッケージどおりのロイ・フォッカー仕様にするか悩みましたが、メリハリあるカラーリングで、劇中のラストシーンに登場した一条輝仕様を選択しました。
本来宇宙戦用のスーパーパックを装備したストライクバトロイドバルキリーですが、マクロス艦内に侵入したゼントラーディ軍機を追って、追撃するシーンをテーマに製作することにしました。
1.イメージ
バルキリー
この手のアニメ模型は組み立てられるところまで組み立てて、塗装。塗装してから組み立て、という繰り返しになります。
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2.塗装・スミ入れ・ウエザリング
バルキリー
機体のメインカラーである赤と黒は極力塗装で対応、戦闘機らしいデカールも多数貼り付けました。また全体色の白はガンダムカラーのGホワイト1を使用しましたが、 なかなかしっとりしたいい質感でした。
戦闘機ならではのたくさんのモールドに沿ってスミ入れ、綿棒で拭き取ります。機体が白いので、汚しすぎないよう心がけます。
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3.ベース1
バルキリー
  1. 今回高さのあるジオラマのため、コレクションケースをあきらめ、パズルのプレートを使用。
  2. ベースは初めてタミヤの3mm厚スチレンボードを使用。
  3. 鉄道模型KATOのジオタウン・ショッピングビルを購入。バルキリーと並べてレイアウトをイメージします。
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4.ベース2
バルキリー
  1. 一段高い歩道のベースを両脇に製作、発砲スチロール用ボンドで接着します。
  2. いつものストーン調スプレーを路面に吹きます。
  3. 樹木の植込みも自作、パステルをこして土として蒔きます。
  4. 鉄道模型KATOの街路樹とフォーリッジクラスターを組み合わせて樹木を製作します。
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5.ベース3
バルキリー
  1. ショッピングビルは付属のシールでは日本の雑居ビルになっていまうので、アメリカのビルを意識した看板やシールをF1デカールから流用しました。
  2. ショッピングビルはそのままではピカピカすぎるため、スミ入れ&汚し塗装を施します。
  3. 道路の中央線と横断歩道をホワイトデカールで製作し、貼り付けます。
  4. 画材店で購入した街灯のキットを塗装し、設置。
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6.仕上がり
バルキリー
  1. 道路の路面を濃くし、横断歩道にも汚しを。
  2. ベンツとタクシーを設置。
  3. 鉄道模型用のフィギュアの中から逃げ惑うポーズのあるものを中心に13人を設置。
  4. 道路脇に鉄道模型KATOのカードレールと看板を設置。
  5. これまた鉄道模型KATOの電話ボックス・ポスト・自販機・売店を設置して街の雰囲気を高めます。
  6. 最後にバルキリーを置いてポージングを決めたら完成!
製作後記
やっぱりバルキリ-はカッコイイ! ガンダムよりカッコイイ!
いつかやってみたいと思っていた市街地戦ジオラマを鉄道模型素材を駆使して完成させました。ほぼイメージどおりのコンパクトな仕上がりなのですが、なんといっても問題はコスト・・・。総額1万円どころでは納まりません!
模型製作においてアクシデントは付き物ですが、今回のバルキリーは手が折れるは、スーパーパックの根元が折れるは・・・。さらにはデカールが度々剥がれ、部品請求するハメに・・・。部品の精度、強度などすべてにおいてタミヤとのレベルの違いを感じずにはいられませんでした(怒)。機体のフォルムがすばらしいだけに残念でした。
しかし今回製作した市街地ジオラマはスケールが合えば、他のガンプラにも流用できそうです。
 

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