1/100 バンダイ MG MSZ-006 ゼータガンダム

「カタパルトデッキにて」
2009.8 製作
お気に入りランク:★★★★☆  レア度:★★★☆☆
主役機のガンダムではありますが、ストーリー後半でようやく登場のゼータ。歴代のガンダムと比べてもシャープなマスクとプロポーションで、この時代に良く描かれたデザインだとは思いますが、好き嫌いは分かれるかもしれません。機体色は青色の占める割合が多く、シャープなマスクはガンダムエクシア、ガンダムOOに繋がっていると思います。
このキットの特徴はウェイブライダーへの変形ギミックとガンダムマークⅡ Ver2.0に付属するカタパルトユニットとジョイントすることでアーガマのカタパルトデッキを再現できることでしょう。

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製作過程

製作のきっかけはガンダムマークⅡを製作→身長の高いガンダムはいつものディスレイケースへの収納が困難なことが判明→ディスレイケース代+ジオラマ費用をZ購入費用へ→ガンダムマークⅡのカタパルトユニットと ジョイントし、アーガマのカタパルトデッキを再現・・・・・・ というわけです。原色の多いガンダムは基本的にイロプラを生かして、過剰なウエザリングは避けたいと思います。
今回も ①ガンダムホワイトを生かして過剰なウエザリングは避ける②ディテールアップとしてパイプやミサイルをシルバー塗装 ③ガンダムマーカーのグレーで丁寧にスミ入れをポイントにして製作をしていきます。
1.イメージ
機動戦士Zガンダム
基本イロプラのため、ゲートの処理に注意しながら、必要に応じて塗装をしながら組み立てます。
スミ入れを工夫しながら、クラックに気をつけて製作したいと思います。
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2.組み立て&塗装1
機動戦士Zガンダム
  1. スナップフィットでサクサク組み立てます。前作のガンダムマークⅡとの共通点を感じながら、進めました。
  2. 手・腰・足の機軸部は機械感と重量感をもたせるため、黒鉄色でスプレーします。
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3.組み立て&塗装2
機動戦士Zガンダム
  1. 「ガンダムマーカースミいれ用<ブラック>」でスミ入れをします。
  2. 頭部ミサイルをシルバーリーフで筆塗りします。
  3. エナメル塗料のジャブジャブに薄めたフラットブラウン+フラットブラックでウォッシングします。
  4. 全体が乾燥する前にテッシュペーパーで叩くように拭き取ります。
  5. 雨だれを意識して筆でも拭き取ります。
  6. 「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
  7. 焼いたきりで弾丸の貫通を表現します。
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4.ディテールアップ
機動戦士Zガンダム
  1. 指はすべて切り離し、独立可動させます。
  2. 腕・足・ビーム・ライフル・ハイパーメガランチャーのパイプ部をガンダムマーカーのシルバーもしくはシルバーリーフで塗装。
  3. グレネードパックのミサイルをブライトレッドに塗装。
  4. 整備クルーにクリアーピンクの延ばしランナーで誘導灯を持たせます。
  5. 今回も付属のシールを生かして、メインカメラのLED化は断念しました。
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5.デカール&ウエザリング~その1~
機動戦士Zガンダム
  1. ガンダムマーカーのグレーで白いパーツのモールドをスミ入れします。
  2. 黄色いパーツはクラックを避けるために今回はアクリル塗料のジャーマングレーを薄めてスミ入れし、拭き取ります。
  3. 付属のマーキングシールとガンダムデカールを貼ります。取扱説明書の作例どおりに貼っていくと、くど過ぎるため、マーキングシールを中心にし、劇中のイメージを守ります。やっぱり、ガンダムデカールの方の品質と性能は最悪です。
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6.デカール&ウエザリング~その2~
機動戦士Zガンダム
  1. 今回もスミ入れはガンダムマーカーのグレーを使いましたが、デカールとのマッチングも良いです。また、顔のスミ入れは今回も必要な箇所のみに留めました。
  2. 今回もパステルを使ったエッジの強調は行いません。
  3. 最後にてかりを消すためにここで「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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7.ベ-ス&武器
機動戦士Zガンダム
  1. カタパルトユニットを組み立てます。
  2. グレネードパック・シールド・ビーム・ライフル・ハイパーメガランチャー・ビームサーベルを組み立てます。
  3. 武器はアクリル塗料のジャーマングレーを薄めてスミ入れし、拭き取ります。
  4. パイロットと整備クルーにサーフェイサーを吹き、エマ・シーンのフィギュアはイエローとオレンジで塗装。シールドはそれぞれ薄いブルーで筆塗り。
  5. 最後にてかりを消すためにここですべてに「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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8.仕上がり
機動戦士Zガンダム
  1. Zガンダムに武器を取り付けます。
  2. Zガンダムをディスプレイベースに設置します。手芸用わたをカタパルトユニット後方に取り付け、発進の躍動感を表現します。
  3. フィギュアは自分の好みで配置します。
  4. 背景パネルはカタパルトデッキと宇宙のイメージ画像を拡大カラーコピーしていよいよ完成!
製作後記
製作途中は華奢なボディーラインにがっかりしていましたが、つや消しスプレー後、武器を持たせるとなかなか精悍になります。
一方、このキットの特徴でもあるウェイブライダーへの変形ギミックはプラモデルでこれをやる意義が感じられず、取り止めました。ガンプラマニアのブログでも変形時にデカールが剥がれるなどのデメリットが報告されています。やはり、MSとして楽しむことで充分です。
ディスプレイベースはガンダムマークⅡのカタパルトとジョイントし、アーガマのカタパルトデッキを再現!MG(マスター・グレード)の巨大さはなかなかジオラマ化が困難ですが、アーガマの背景パネルを組み合わせるとアニメならではの面白い仕上がりになりました。

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