1/144 バンダイ RG RX-178 ガンダムMk-Ⅱ〔エウーゴ仕様〕

カミーユ「抵抗すると無駄死にをするだけだって、なんで分からないんだ!」
2012.5 製作
お気に入りランク:★★★★★  レア度:★★★★★
RGシリーズが始まった当初から発売を期待していたガンダムMk-Ⅱが思いのほか早く登場!しかもプレミアムバンダイからRG対応の「Gディフェンサー &フライングアーマー」が出るとあって発売前から楽しみにしていました。
Mk-Ⅱとフライングアーマーと言えば、第11話「大気圏突入」と第12話「ジャブローの風」でのシーンでしょう!両パターンを写真で、そしてジオラマはジャブローでの水上ホバーを再現しました。
「機動戦士Zガンダム」の中でのRGとしては今後百式かキュベレイあたりを出してほしいものです。

Photo Gallery


製作過程

すべてのガンダムの中で最も好きなガンダムMk-Ⅱ。 ガンダムMk-Ⅱ とフライングアーマーと言えば、第11話「大気圏突入」のシーンが思い浮かぶと思いますが、それはHCM pro でも挑戦済みなのでジオラマとしてのアレンジの幅がより広い、第12話「ジャブローの風」 での 水上ホバー機能を再現したいと思います。
1.イメージ
ガンダムマークⅡ
  1. ティターンズ仕様02号機、03号機の2機を製作した直後の3機目のMk-Ⅱになります。
    2機の製作時のノウハウを本機に生かしたいと思いますが、異なる製作ポイントもありそうです。
  2. RGのいつものパターンで、機体色はそのままに、ティターンズ仕様以上に金属感を意識した塗装を追加します。
  3. スミ入れと「リアリスティックデカール」貼りを根気強く行います。
  4. ジャブロー流域の水面とフライングアーマーとの組み合わせをアニメを見て、分析します。
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2.組み立て
ガンダムマークⅡ
  1. インナーフレームを組んでから各装甲パーツを組み付けます。3機目ともなるとストレスもなくサクサク進みます。
  2. いつもどおり、可能な限り組み上げて塗装につなげます。
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3.塗装
ガンダムマークⅡ
  1. 基軸部と武器の1部はジャーマングレー、手とランドセルはガンメタル、バーニアとメッシュパイプはシルバーリーフでスプレーします。
  2. 頭部のアンテナ、ランドセルの1部、足首のシリンダーをフラットアルミで筆塗りします。
  3. メインカメラの黒い部分はシールではなく塗装することで目のシールの起伏ができます。
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4.ディテールアップ
ガンダムマークⅡ
  1. ディテールアップとしての塗装は頭部と胸部のダクト内側、アンテナ、ランドセルの1部、足首のシリンダーをフラットアルミで筆塗りします。
  2. バーニアの外側はシルバーリーフ、内側はブライトレッドでスプレーします。
  3. 腰部のサイドアーマー開口部にブライトレッドで塗装したプラバンを貼り付けます。
  4. 設計段階の見落としとも思えるバルカン・ポッド左の赤丸は100均のカラーシールで補いました。適度に起伏もあり、塗装よりもベターでした。
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5.スミ入れ
ガンダムマークⅡ
  1. 組み立て→塗装→組み立て→ディテールアップ→また組み立てと進みます。スナップフィットがポロポロ外れるのを嫌って可動箇所以外はなるべく接着します。
  2. 今回機体色の白部分はガンダムマーカーのグレーで、濃紺とシャーマングレー部分をブラックでスミ入れします。
  3. 綿棒を使ってシンナーで丁寧に拭き取ります。
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6.デカール
ガンダムマークⅡ
  1. 「リアリスティックデカール」を根気強く貼っていきます。デカールが小さく、粘着力が強過ぎて紛失や失敗するケースもあり、妥協も必要です。
  2. ティターンズ仕様と違って、デカールを貼ると精密さ強調され、モデル映えします。
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7.Gディフェンサー &フライングアーマー 1
ガンダムマークⅡ
  1. 今回初めてプレミアムバンダイで取り寄せた商品です。実はこの商品の発売前にHG「ガンダムMk-Ⅱ+フライングアーマー」を備えていましたが、RG対応の「リアリスティックデカール」もあり、購入に至りました。Gディフェンサーと合体させ、スーパーガンダムにも出来ます。
  2. 機体色は白色をガンダムスプレーのMSホワイト、武器類等はガンメタルでスプレーします。
  3. 組み立て後はジオラマベースでのセッティングをマスキングしながら行います。
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8.Gディフェンサー &フライングアーマー 2
ガンダムマークⅡ
  1. スミ入れを行いましたが、ここでトラブル!MSホワイトで塗装した機体色を溶剤で拭き取った後がにじんでしまうのです。今回のような薄い機体色の場合は塗装をしなくてもよかったと後悔しました。
  2. 「リアリスティックデカール」を貼り、コーティングも含めて、「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
  3. ここで奇跡が!デカールによる隠蔽とつや消しで先程失敗したスミ入れがうまく馴染んでくれて、はみ出し感をほぼ消してくれました。
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9.ベース
ガンダムマークⅡ
  1. ベースはタミヤ「海面プレートA」を使用。ジャブローをイメージしてまだらにクリアーグリーンとクリアーブルーで筆塗り。水のキラキラ感を表現するために裏側からアルミホイルを貼ります。
  2. フライングアーマーの傾きを調整し、紙粘土で水しぶきを、発泡スチロールで水柱を作ります。シリコン(ホワイト)を使用してヘラで描きます。
  3. モーリン社製のスノーパウダー(市街地の雪)+液体ゴム(クリア)を使用し、水しぶきを表現。
  4. プレートは頑丈でベースの反りはありません。
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10.仕上がり
ガンダムマークⅡ
  1. 機体と水しぶきの境目は手芸用わたでぼかしを入れます。
  2. ベースは蝶プラ工業社製の「コレクションケース デスコ レギュラー24」を使用。
    今回は背景パネルはあえて付けずに全方位から楽しめるようにします。
  3. フライングアーマーを設置し、Mk-Ⅱの足裏を両面テープで固定して機体を乗せます。
  4. ふたをしたらいよいよ完成!
製作後記
思い入れのあるMk-Ⅱは構想・素材集めから時間を掛け、ティターンズ仕様を2機製作したノウハウを投入しただけに満足のいく仕上がりとなりました。
フライングアーマーが思った以上に大きかったため、本来予定していたジャブロー流域の密林を植えつけることはできませんでしたが、シンプルながらも鮮やかな水面が出来ました。
また、豊富な武器とフライングアーマーのコンビネーションでカッコいいポージングが楽しめ、お気に入りの写真も多数撮影することが出来ました。

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