1/144 バンダイ RG RX-178 ガンダムMk-Ⅱ〔ティターンズ仕様〕

カミーユ「コックピットを開けるんだ! さもないと、ビルごとお前を潰しちゃうぞ! 」
2012.4   製作
お気に入りランク:★★★★☆  レア度:★★★☆☆
2019.12 再製作
お気に入りランク:★★★★★  レア度:★★★★☆
放映当時はその登場に度肝を抜かれた黒いガンダム!加えてガンダム同士のバトルなどはその後のガンダムシリーズや最新のユニコーンにも継承されています。
しかしながら、カラーリングが暗く、模型映えはしないといえますが、「リアリスティックデカール」を活用することで、MSとしての精密さと巨大感を強調することができます。
サイド7のコロニー、グリーン・ノア1で整備中の情景とガンダムMk-Ⅱ奪取作戦を謀るクワトロ・バジーナ大尉率いるリック・ディアスとの戦闘シーンをイメージして撮影しました。

Photo Gallery


製作過程

黒いガンダムと言えば、ガンダムVSガンダムの第2話「旅立ち」のシーンを思い浮かべます。 ビルを破壊したジオラマにするか?それとも既存のジオラマキットを活用した整備中の2機の情景に留めるか?迷いましたが・・・・。
1.イメージ
ガンダムマークⅡ
  1. 02号機、03号機の2機を製作しますが、同時製作はしません。1機目を製作し、そのノウハウを2機目に生かし、デキのいい方を03号機とします。
  2. RGのいつものパターンで、機体色はそのままに、金属感を意識した塗装を追加します。
  3. スミ入れと「リアリスティックデカール」貼りを根気強く行います。
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2.組み立て
ガンダムマークⅡ
  1. インナーフレームを組んでから各装甲パーツを組み付けるという新たな手法が最新のRGに盛り込まれています。パーツの多い製作ストレスも軽減されています。
  2. いつもどおり、可能な限り組み上げて塗装につなげ、また組み立てます。
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3.塗装
ガンダムマークⅡ
  1. 基軸部はジャーマングレー、胸部・メッシュパイプはガンメタルでスプレーします。
  2. 頭部のアンテナ、足首のシリンダーをフラットアルミで筆塗りします。
  3. メインカメラのクリアパーツは着色してありますが、クリアーグリーンを重ね塗りしました。しかし、これは暗すぎて失敗でした。2機目はそのままにします。ただし、黒い部分はシールではなく塗装して目のシールを貼った方が起伏があってよいです。
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4.ディテールアップ
ガンダムマークⅡ
  1. ディテールアップとしての塗装は頭部と胸部のダクト内側、アンテナ、足首のシリンダーをフラットアルミで筆塗りします。
  2. 腰部のサイドアーマー開口部にブライトレッドで塗装したプラバンを貼り付けます。
  3. 設計段階の見落としとも思えるバルカン・ポッド左の赤丸は100均のカラーシールで補いました。適度に起伏もあり、塗装よりもベターでした。
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5.スミ入れ
ガンダムマークⅡ
  1. 今回濃紺の機体色のためガンダムマーカーのブラックでモールドをスミ入れします。
  2. 綿棒を使ってシンナーで丁寧に拭き取ります。
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6.デカール
ガンダムマークⅡ
  1. 「リアリスティックデカール」を根気強く貼っていきます。粘着力が強過ぎて失敗するケースもあり、予備のデカールを流用する場面がありました。
  2. デカールのコーティングも含めて、「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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7.仕上がり
ガンダムマークⅡ
  1. つや消しを吹くことで、おもちゃっぽさがかなり改善されます。
  2. 武器類は1機分のみ製作し、製作の手間を軽減し、バックアップ用として保管します。
  3. 2機製作後、やはり2機目を03号機としました。エゥーゴ仕様もこの2機のノウハウを生かしたいと思います。
  4. ベースはあらかじめ製作しておいたバンダイ「システムベース001」を流用し、整備中のテスト機とういう設定にしました。
    ・・・・
  5. そして7年半の時を経て、2019年12月本格ジオラマに再挑戦!
    ジオラマベースの製作過程は機動戦士Zガンダム > HGUC RMS-099 リックディアス(クワトロカラー)をご覧ください。
製作後記

「機動戦士Ζガンダム」ファンには欠かせない" 黒いガンダム "。白い背景に置いても沈んで見えてしまうカラーリングで、大好きなマークⅡですが、星4つとしました。
また、ストライクとフリーダムの製作直後ということもあり、かなりクラッシクなMSというのが正直な感想です。
製作当初は第2話「旅立ち」の03号機が02号機に襲いかかるジオラマを考えていましたが、費用対効果から今回は見送りました・・・・・・。

 


そして2019年12月、リックディアス製作を機にジオラマ製作意欲が再燃し、ついに完成しました。本編の画像を参考にかなり完成度の高い崩壊したビルが出来たと自負しています。
「機動戦士Ζガンダム」の前半の2機のガンダム、黒いガンダム、ガンダムと共に戦うシャア・・・と放送当時の衝撃を再現できた納得の作品にガンダムMk-Ⅱ〔ティターンズ仕様〕をリニューアルさせることが出来ました。

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