1/144 HG MSN-001A1 デルタプラス
バナージ・リンクス「 男と見込んだ。オードリーを頼みます!!」
リディ・マーセナス「殺し文句だな・・・・・・。これじゃ、勝ち目がない。」
お気に入りランク:★★★☆☆ レア度:★★★☆☆
2024.8 再製作
お気に入りランク:★★★★☆ レア度:★★★★★
デルタプラスは百式が実戦で培ったデータを生かし、Z計画の過程において設計をδ(デルタ)計画案本来の可変タイプ(デルタガンダム)まで差し戻し、量産を前提に再設計した試作機です。
宇宙世紀0096年、ネオ・ジオンとの交戦により消耗したロンド・ベル隊のネェル・アーガマに配備され、政治家一族であるマーセナス家の嫡男リディ・マーセナス少尉が搭乗しました。
デルタプラスを操縦するリディはパラオ攻防戦を経て単独での大気圏突入能力を生かし、ミネバ・ザビと共に地球へ向かいました。
episode 4 のダカール防衛戦ではユニコーンガンダムから奪い取る形でビーム・マグナムも使用し、その衝撃によって右腕部を損傷したものの、 シャンブロを撃破する活躍を見せたのです。
Photo Gallery

製作過程
名機「百式」の血を受け継ぐデルタプラス。
試作機とは言え、可変MSとあればすぐに購入しそうなものですが、問題はカラーリングが地味で・・・。
デルタプラスは単体よりepisode 4 「重力の井戸の底で」の中の名シーンでユニコーンガンダムがウェブライダーに乗ってシャンブロに向かう場面のジオラマ素材として製作しようと製作したのが2012年6月でした。
のっぺらぼうなフェイスと地味なカラーリングに対して、いかにアクセントを付けるかが製作ポイントでしたが、スミ入れが失敗でした。スミが太過ぎ、濃過ぎました。
〈2024.8追記〉
あれから12年・・・。
家電量販店の新規オープンに並んだところ、お目当てのキットは入手出来なかったものの、以前からリベンジ製作を考えていた本キットを発見し、購入しました。
1.イメージ

2.組み立て1&パーツの合わせ目消し

パーツの合わせ目消しが必要なパーツから組み立てを開始します。
- パーツの合わせ目消しを行う対象箇所は頭部、肩部、胴体部、ビーム・ライフルとします。
肩部は基軸部を先にジャーマングレイで塗装し、パーツを組み付けた後にマスキングしてパーツの合わせ目消しを行います。
- タミヤセメントをパーツの合わせ目にたっぷり付けてむぎゅっとし、硬化を待ちます。
- 硬化後フィニッシングペーパーで400番→600番→1000番の順に磨き、最後にスポンジ研磨材で仕上げます。
- 部位によっては埋もれたモールドをデザインナイフで彫り込みます。
- その他の装甲パーツを含めてサーフェイサー(ホワイト)を吹きます。
これは合わせ目消し対応に加えて、ミディアムブルーを明るめにする効果も狙っています。
3.塗装

仮組みを行わずに塗装色別にパーツを先に塗装します。
- 装甲パーツ→サーフェイサー(ホワイト)+ミディアムブルー
- 胸部・腹部・背部・ウェイブライダー差し替えパーツの一部→ガンダムカラースプレー ティターンズブルー2
- 基軸パーツ→ジャーマングレー
- ビーム・ライフル→ジャーマングレイ
4.ディテールアップ

ホワイトのシールを多用する箇所がいくつかありますが、マスキング塗装が可能なシールドの一部をサーフェイサー(ホワイト)で塗装しました。
そのほかシリンダーとその周辺はジャンクホイルシールでパーツの合わせ目消しを兼ねたディテールアップを行いました。
- 60mmバルカン砲、ビーム・ライフルのパイプ→ガンダムマーカーEX<シャインシルバー>
- 肩部ダクト→ガンダムマーカーEX<ヘビーガンメタリック>
- スカート前部を分割。
- 脚部シリンダー→ジャンクホイルシール
- 脚部シリンダー周辺→付属グレーシール
- 装甲裏→フラットブラック
- シールド一部→サーフェイサー(ホワイト)+ガンダムカラースプレー ティターンズブルー2
5.組み立て2

意外にも細かいパーツが多いキットですが、ようやくこの段階で本格的な組み立てです。
足が長く、パーツの合わせ目が出にくい構造で素晴らしいデザインです。
ほぼ全塗装によってスミ入れやつや消しを行わなくてもよいくらいの質感ですが、この後の工程で色味や質感が変貌するでしょうか。
6.スミ入れ&マーキング

今回のリベンジポイントでもあるスミ入れです。
前回の製作ではガンダムマーカーを使用したことによって太く、濃すぎるスミ入れとなってしまいました。モールドはしっかり入っているキットですので、今回は「Mr.ウェザリングカラー マルチブラック」でシャープなラインを引きます。
また、付属のシールは適材適所に活用して塗装の塗り替えにこだわり過ぎないようにします。
- 「Mr.ウェザリングカラー マルチブラック」でスミ入れし、うすめ液を使って綿棒で拭き取ります。
- 脚部ダクト周辺のホワイトは塗装したいところでもありますが、ここは柔軟に付属のシール貼り付けます。
- 「GSIクレオス Mr.スーパースムースクリアー つや消しスプレー」を吹いてコーティングします。
7.仕上がり

- コーティングを終えたら、頭部のカメラアイはレッドのホイルシールを選択し、前後のメインカメラは100円ショップ大創の装飾テープのグリーンを貼り付けます。
ビーム・ライフルのスコープも輝きを増すために100円ショップ大創の装飾テープのグリーンを貼り付けます。
丸部は前部をイエローで、後部はレッドのバンダイ「カスタマイズマテリアル(3Dメタリックシール)」を貼り付けます。 - すべてのパーツを組み上げたら、いよいよ完成!
と、この時点で満足のいく完成度だったのですが・・・。
Galleryの撮影のためにウェイブライダー形態に差し替え中に塗装がはがれ、ウイングの塗装漏れが発覚したのです。既にミディアムブルーの缶スプレーは使い切っており、買い足して塗装をし直す羽目に・・・。
さらに、脚部基軸パーツが折れて、真鍮線による補修に追われました。 - 100円ショップキャンドゥで購入した山田化学(株)「ディスプレイスタンド」に機体を取り付けます。
製作後記
まず、今回のリベンジ製作ポイントでもある装甲色ですが、いろいろと候補はあったものの、結果的に劇中の色味に近いMGのイロプラであるミディアムブルーを採用しました。しかし、スプレー缶のままではブルーが濃いために下地塗装としてサーフェイサー(ホワイト)を吹きました。それでもまだブルーが強く、つや消しを吹くことによってやや色味が沈んで白っぽくなりましたが、それでもまだブルーが強いと感じます。この辺りはエアブラシを持たない缶スプレー派の辛いところです。
しかし、前作のイロプラよりも落ち着いた色味で、百式よりシャープなスタイルの良キットです。
さらにウェイブライダー形態の差し替えによって塗装がはがれたことも悔やまれます。これまでも可変MSキットはいくつか製作してきましたが、パーツの破損リスクを考慮して変形を回避した判断もしてきたにもかかわらず、今回はユニコーンガンダムを乗せた名シーンを再現するためにリスクを冒しました。










結論としてMGで採用されているミディアムブルーで塗装することにします。