1/144 バンダイ RG MSM-07S シャア専用ズゴック with HG RGM-79 ジム
お気に入りランク:★★★★☆ レア度:★★★☆☆
アイアンネイルやクローの中央に内蔵されたメガ粒子砲、240㎜ミサイルなどの多彩な武器を装備し、水中では敵や物体を捜索・探知・測距するソナー、水中から浮上後即座に戦闘態勢をとるために必要である水抜き穴、高速移動を可能とするプロペラを機能させました。
ジェネレーターの高出力化、機動性の強化、装甲の軽量化などを施したMSM-07Sは指揮官用として生産され、シャア・アズナブル大佐によってジャブロー攻略戦で活躍したのです。
Photo Gallery
製作過程
なんでRGでズゴック?これが発売の一報を聞いた時の正直な感想です。シャアの機体とはいえ、ほかにもっと先行して発売すべきMSがあるのではないかと感じました。ズゴックは好きなMSではありますが、新型アドヴァンスドMSジョイントによる可動範囲の拡大などは予想できるものの、HGのプロポーションの完成度は高く、RGでどれほどの延び代があるのだろうと思いました
。
箱を開けてみるとRGにしては部品点数は少なく、取扱説明書の密度も薄いと言えます。また、リアリスティックデカールも過去にない少なさです。はたして製作後の達成感、満足感は得られるのでしょうか?
そしてシャア専用ズゴックと言えば、第29話「ジャブローに散る!」でのジムを撃破するシーンでしょう。
1.イメージ | |
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パーツを見た瞬間の感想は「ピンク過ぎる・・・。マイルド過ぎる・・・。」でした。
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2.組み立て1 | |
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今回はほぼ全塗装になるために、ほぼすべてのパーツをランナーから切り離し、できるだけ組み立てます。 部品点数は少なく、これまで苦痛にすら感じることもあったRGのキットとは思えません。デザインナイフで丁寧に切り取り、 サンドペーパーで磨き上げます。 |
3.塗装 | |
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可能な限り組み立てたら、スプレー缶で効率よく塗装を進めていきます。 塗装から除外したイロプラは薄いピンクと薄いイチゴ色のパーツのみです。
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4.組み立て2 | |
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塗装が完了したら乾燥を待って、組み立てに取り掛かります。
しかしながら、この組み立てがなかなか苦労しました。 |
5.ディテールアップ | |
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目立ったディテールアップが出来る余地があまりないキットではありますが、過去のノウハウから可能な限りの演出を施したいと思います。
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6.スミ入れ | |
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濃い色のパーツは「ガンダムマーカースミいれ用<ブラック>」で、薄い色のパーツは「ガンダムマーカースミいれ用<グレー>」でスミ入れを行います。 地味な作業ですが、立体感が付いて効果は絶大です。 |
7.シール | |
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8.HG RGM-79 ジム | |
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ジャブローでの名場面を再現するためにジムを投入します。
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9.ジオラマベース | |
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「1/250 ガンダム情景模型 ジャブローに散る」をベースにします。
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10.仕上がり | |
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製作後記 |
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RGとしては史上最短の製作期間で完成したシャア専用ズゴックは、HGのようなパーツの合わせ目消しの必要性もなく進み、完成してみるとさすがRGと思わせるディテールでうならせるものはあります。細分化されたイロプラをほぼ全塗装し、思い切ったメタリックレッドの投入するも、つや消しを吹くことでキット全体の統一感と落ち着きをもたらしてくれました。お気に入りとしては240mmミサイルの輝きとモノアイレールカバーのクリアーパーツです。不満点としては腕や太ももの可動範囲は予想の範囲内ですが、足首の可動範囲が狭く、踏ん張って立たせることができない点です。 また、製作前に感じたRGでなぜズゴックを?という疑問は消えませんでした。武器を持たせることができないこのMSはボリューム不足で消化不良感は否めません。ドムやゲルググなどの方が需要があるのではないかと感じます。個人的にはズゴックは量産型の方が好きなのでそちらの発売の方を期待したいものです。 |