1/35 タミヤ Pkw.K1キュ-ベルワ-ゲン82型(アフリカ仕様)&テントセット&エンジン整備セット
「戦闘に備えて車両整備と情報収集にあたるドイツ兵士たち・・・」
2005.10 製作
お気に入りランク:★★★★★ レア度:★★★☆☆
お気に入りランク:★★★★★ レア度:★★★☆☆
第二次大戦中、幅広い戦線で使用されたドイツの軍用乗用車キューベルワーゲンは、北アフリカ戦線においても冷却水を必要としないタフな空冷エンジンとシンプルな構造によりドイツ軍将兵の信頼を集めました。
中でもバルーンタイヤを装着し、砂地での走破性を高めたキューベルワーゲン82型は独特なスタイルを持っていました。迫力ある戦車模型とは一味違うリアリティのあるMV(ミリタリー・ビークル)に挑戦しました。
Photo Gallery
製作過程
今回のキット、本来は本体・テントセット・エンジン整備セットのそれぞれ3点別売なのですが、本体にテントセットが付属した商品として発売されていました。
模型店店主によるとこれは限定品で、セット価格のため弱冠安くなっているとのこと。キット本体にはエンジンがないため、別売りのキューベルワーゲン専用のエンジン整備セットも購入しました。
1.イメージ | |
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2.組み立て | |
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戦車製作同様ジオラマを前提に進めますので走行中岩に激突したバンパ-の凹みをライタ-で曲げ、石を巻き上げた傷などの再現を塗装前にしておきます。 |
3.塗装~サ-フェイサ-&スプレ-缶&筆塗り~ | |
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4.塗装~汚し塗装~ | |
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5.ベ-ス1 | |
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6.ベース2 | |
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7.仕上がり | |
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製作後記 |
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前回の戦車模型での”汚しすぎ”の反省やマクロス・ガンダムで得たジオラマスキルを生かし、キューベルワーゲン製作に臨みました。今回は多くの発見も得られた模型制作の節目となる貴重な作品となりました。 【 発見① パステル 】 これまでドライブラシや砂パウダーを使った汚し塗装を行ってきましたが、今回使用したパステルは茶こしでこすと粒も細かく、リアリティも抜群!つや消し効果もあり、車体やジオラマベースにも有効活用できる素材として再発見。塗装での汚しすぎも帳消しにしてくれました。100円ショップで購入。 【 発見② ガ-デニング用品 】ストーン調スプレーのグレー色と石のぶつぶつ感はサーフェイサーの代わりや発砲スチロールのジオラマのベース色としても使えます。また壁用補修材は砂や小石の再現にも使えるスグレモノ!いずれもホームセンターで購入。 【 発見③ 透明プラバン 】ガンプラジオラマでは石粘土と液体ゴムで水面を仕上げましたが、今回は水底を濃緑色で塗装、透明プラバンの裏側をクリアーブルーで塗装して貼り付け、水面にクロスポリマーメディウムを塗るという作業工程にしました。アニメチックにしたガンプラジオラマとは全く違ったシンプルな水面の表現できました。 今回キットを開けて思ったのはキューベルワーゲンの小ささと思った以上に大きなテント。これら3つのキットをコレクションケースに収めようとするとごみごみしたジオラマになってしまいます。そこで小高い丘と池を作って高低差をつけることで立体感が生まれ、ロンメル元帥を丘に立たせることで他の兵士との地位の差も強調しました。 またフロントガラスにはワイパー跡をマスキングで表現しました。汚しすぎに注意し、白っぽい全景を心がけ、あえて芝の緑を付けないパステルと壁用補修材のウェザリングでしっとりとした情景に仕上げました。 |