1/100 バンダイ MG RX-93 vガンダム Ver.Ka
アムロ「ファンネルが敏感過ぎた。」
2013.1 製作
お気に入りランク:★★★★★ レア度:★★★☆☆
お気に入りランク:★★★★★ レア度:★★★☆☆
「シャアの反乱」に対処するべく再編されたロンド・ベル隊のMS部隊隊長アムロ・レイが、自身の専用機として設計した機体。機体名はアナハイム・エレクトロニクス製ガンダムの11番目の開発コード「ν(ニュー)」から名付けられました。機動歩兵というMSの原点に回帰した機体であると同時にニュータイプ専用機であり、ガンダムタイプの主力MSで初めてファンネルを装備した機体でもあります。νガンダムに採用されたサイコフレームは、アムロと同等性能のMSに搭乗して決着をつけることを望んだシャアによってアナハイム・エレクトロニクス社へ意図的に横流しされたものと言われています。
歴代のガンダムの中でも一際デカいニューガンダム。しかもマスターグレードともなればその巨大さからジオラマ化はもちろん置き場にも困る・・・などの理由からなかなか手を出しませんでした。
しかし、本キットの発売にあたり、模型店のデモを見てそのプロポーションと精悍なマスクに魅かれました。LEDユニットによるツインアイやユニコーンガンダムにも繋がるサイコフレームなど新たなディテールにも挑戦してみたいと感じ、製作に至りました。
歴代のガンダムの中でも一際デカいニューガンダム。しかもマスターグレードともなればその巨大さからジオラマ化はもちろん置き場にも困る・・・などの理由からなかなか手を出しませんでした。
しかし、本キットの発売にあたり、模型店のデモを見てそのプロポーションと精悍なマスクに魅かれました。LEDユニットによるツインアイやユニコーンガンダムにも繋がるサイコフレームなど新たなディテールにも挑戦してみたいと感じ、製作に至りました。
Photo Gallery
製作過程
公式設定上サイコフレームはコクピット周辺の構造材にのみ使用されていますが、ガンダムフロント東京内「DOMEーG」の映像でのニューガンダムは装甲がはがれ、サイコフレームが光っています。ユニコーンガンダムへの繋がりを連想しつつも、模型的側面から付与されたサイコフレームを生かし、最終的な完成形は発動モードのダブル・フィン・ファンネル型をめざします。
別売りの「ガンプラ用LEDユニット(緑)」とプレミアムバンダイで「MG 1/100 ダブル・フィン・ファンネル拡張ユニット 」を購入し、シンプルながらも可能な限りのディテールアップを施します。
別売りの「ガンプラ用LEDユニット(緑)」とプレミアムバンダイで「MG 1/100 ダブル・フィン・ファンネル拡張ユニット 」を購入し、シンプルながらも可能な限りのディテールアップを施します。
1.イメージ | |
---|---|
完成形はロンド・ベル隊のケーラを救うアムロ駆るニューガンダムのファンネルが敏感に反応し、ヤクト・ドーガに握りつぶされてしまうシーンをイメージします。 塗装はいつもどおり金属感を意識した塗装を追加し、機体色は原色を尊重します。スミ入れ、デカール、つや消しで仕上げ、LEDユニットと ダブル・フィン・ファンネル拡張ユニット でディテールアップします。 |
2.塗装 | |
---|---|
可能な限り組み立てた後に塗装を施します。金属感を意識した塗装をしますが、機体色は原色のままとします。
|
3.組み立て | |
---|---|
パーツのフィット感は抜群で、作る楽しさを味わえるキットです。 本キットの特徴でもあるサイコフレームはクリアパーツが多用されており、コクピットの球体は丁寧にバリを落とし、タミヤ コンパウンドで磨きました 。 塗装したアムロを乗せ、装甲を取り付けると美しいクリアパーツが隠れてしまうのがもったいないです。 |
4.ディテールアップ その1 | |
---|---|
「別売りのガンプラ用LEDユニット(緑)」・・・ツインアイを発光させるためにシールのグリーン部分をくり貫き、発光効果を高めようとしましたが、LED自体の光量が弱く、スイッチも機体内部の奥深くに内蔵されているために容易に点灯できず、期待はずれのキットでした。 |
5.サイコフレーム | |
---|---|
サイコフレームのクリアパーツは裏面から綿棒を使いながら丁寧にシルバーシールを貼ります。この手法はプロモデラー作品では見かけるものの、キットに標準装備されているあたりはさすが”Ver.Ka”! そのほかにもカラーリングシールも採用されていて、この価格ならではの贅沢な標準装備です。 |
6.スミ入れ・デカール・コーティング | |
---|---|
①「ガンダムマーカースミいれ用<グレー>」でスミ入れを行います。 拭き取りはシンナーに加えて消しゴムも使用し、モールドの溝まで消えることなく、うまくいきました。 ただし、胸部の黄色いダクトのみフラットレッドでスミ入れし、差別化しました。 ②Ver.Kaシリーズとして初の水転写式デカールと色分け再現のためのカラーリングシールがセットされています。RGシリーズのリアリスティックデカールに慣れていたため、デカールの吸着力不足や手にまとわり付くなど水転写式の扱いにくさを痛感しました。 ③デカール貼りを終えたら、マークソフターとコーティングも含めて「Mr.スーパークリアーつや消し」で、なんとかスミ入れとデカールを落ち着かせることができました。 |
7.ディテールアップ その2 | |
---|---|
「ダブル・フィン・ファンネル拡張ユニット」
・・・すべてのファンネルを装備すると過多ではありますが、購入の狙いはビーム・エフェクトです。これまでにはない、面白いディテールアップとなりました。 しかしながら一方ではディスプレイスタンドや接続アームなどオリジナルキットと重複した不要なパーツが多く、価格を吊り上げています。定価販売でありながら、価格に見合わない内容と言えるでしょう。 |
8.仕上がり | |
---|---|
アムロのパーソナルマークを象ったディスプレイスタンドに機体本体とファンネルを取り付けます。 右手にはシールドを、左手にはビーム・ライフルを持たせますが、新基軸の「エモーションマニピュレーターSP」は武器の保持力が低く、両面テープで補強しました。 最後にHOBBY BASEのモデルカバースクエア(特大)に収納したらいよいよ完成! |
製作後記 |
---|
製作期間2ヶ月、写真撮影や画像編集にも1ヶ月要し、アムロ最後の搭乗機として満足のいく仕上がりとなりました。 |