1/144 HG RGZ-91 Re-GZ リ・ガズィ
アムロ 「人が人に罰を与えるなど!エゴだよそれは!」
お気に入りランク:★★★☆☆ レア度:★★★★☆
リ・ガズィはアナハイム・エレクトロニクス社が手がけた「Zプロジェクト」によって開発されたMSZ-006 Zガンダムの簡易変形モデルであり、その名称は”リファイン・ガンダム・ゼータ”を意味し、変形プロセスを経ずにGパーツやGディフェンサーに近い機能の転換を計るB.W.S(バック・ウェポン・システム)が採用されました。
劇中冒頭ではロンド・ベル隊のアムロ・レイがネオ・ジオンの強化人間ギュネイ・ガスのヤクト・ドーガを追い詰めるも、救出に現れた総帥シャア・アズナブルのNT(ニュータイプ)専用MSサザビーに苦戦を強いられました。
本機はアムロがνガンダムに乗り換えてからはケーラ・スゥが搭乗するも、ギュネイのヤクト・ドーガとの戦闘で中破し、人質となったケーラは死亡。
その後チェーン・アギが半壊の状態で出撃するも、逆上したハサウェイのジェガンから攻撃されて爆散してしまったのです。
Photo Gallery

製作過程
このキットは家電量販店の新規オープン時に10番目の番号札を握りしめて並び、先客のガンプラファンたちがMGに飛びつく中、お一人様ガンプラ3個までの1つとして確保することが出来ました。実はこの数週間前にも同じ系列の家電量販店の新規オープンで再販を目にしていたため、リベンジを果たしたわけです。
私としてはリ・ガズィはZガンダムの流れをくむMSとはいえ、それほど思い入れがあるMSでもなかったのですが、この時期GUNDAM SIDE-F限定キットとしてMG「1/100 リ・ガズィ (逆襲のシャアVer.)」の発売が話題となり、その盛り上がりに乗っかったのが購入に至った動機です。
細身の機体で大型のバックパックや武装があるわけでもないのに意外と大きな箱のキットですが、これは付属するB.W.S(バック・ウェポン・システム)の影響でしょう。今回500円程の割引で購入することが出来ましたが、果たして定価3,080円の価値はあるのでしょうか。
1.イメージ

2.後ハメ加工

装甲色を塗装することを決断したことで、後ハメ加工やパーツの合わせ目消しも進めやすくなりました。
- 頭部装甲に基軸パーツを下から差し込めるように緩衝部を削り落とします。
- 肩部の装甲と基軸部双方の差し込み口を削り落とします。仮組みすると若干緩くなったので、基軸部側を接着剤で肉付けします。
- 腕部の関節パーツ下部を削り落とし、装甲パーツに接着します。
3.パーツの合わせ目消し&段落ちモールド

後ハメ加工を終えたら、パーツの合わせ目消しに進みます。部位によっては段落ちモールドで柔軟に対応します。
- パーツの合わせ目消しの対象箇所は頭部装甲、肩部装甲、腕部装甲パーツの内側、ビームライフル、ミサイルです。
- タミヤセメントをパーツの合わせ目にたっぷり付けてむぎゅっとなったら、大型クリップで挟み込んで2.3日硬化を待ちます。
- 硬化後フィニッシングペーパーで400番→600番→1000番の順に磨き、最後にスポンジ研磨材で仕上げます。
- 腕部装甲パーツの外側の合わせ目は段落ちモールドで対応します。
4.塗装

後ハメ加工→パーツの合わせ目消し→段落ちモールドと前処理が完了したら、塗装に進みます。
基本的にレッドとインディブルーのパーツはイロプラを生かします。
- イロプラの薄いグリーンの装甲色を消すため、念のためにサーフェイサー(ホワイト)を吹きます。
- サーフェイサーの乾燥を待ち、ガンダムスプレーのMSホワイトで塗装します。
- ハンドパーツと基軸パーツはジャーマングレイで塗装します。
- 動力パイプ(?)、ビームライフルはガンメタルで塗装しますが、それ以外の黒鉄色のパーツはイロプラを生かします。
- ミサイルはメタリックレッドで塗装しま、重量感を持たせます。
- カメラアイとWR(ウェイブ・ライダー)形態のウイング部はがんばり過ぎずに付属のシールで対応します。
5.ディテールアップ

イロプラ漏れを中心に細部の塗装追加でディテールアップします。
バーニアはMGキットを参考に内輪はキャメルイエローを選択します。
- 頭部バルカン→→ガンダムマーカーEX<シャインシルバー>
- 腕部グレネード→サーフェイサー(ホワイト)+レッド
- スカート装甲裏→ジャーマングレイ
- 各部ダクト内側→コピック マルチライナー<ブラック>0.02mm
- バーニア外輪→ガンメタル
- バーニア内輪→キャメルイエロー
- 各部ダクト→サーフェイサー(ホワイト)+キャメルイエロー
6.組み立て

組み立ては特にポロリもなく、パーツはしっかり組み付けることが出来ます。
ここまで仮組みを行わなかっために、ようやく機体の全貌が見れます。こうしてみると、B.W.S(バック・ウェポン・システム)の大きさが目を引きます。
7.スミ入れ&マーキング

今回はイロプラを生かし、ホワイトの面積も多いことからガンダムマーカーを主に使用してスミ入れします。
- ガンダムマーカー〈グレー〉をメインにシャーペンで補正しながらスミ入れします。
- はみ出た箇所はうすめ液を使って綿棒で拭き取ります。
- ガンダムデカール「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 地球連邦軍MS」用を使用して控えめにマーキングします。
- 「GSIクレオス Mr.トップコート水性プレミアムトップコートつや消しスプレー」を吹いて落ち着いた金属感を表現します。
- つや消しを吹いた後、頭部メインカメラのホイルシールを貼り付けます。
8.仕上がり

- 機体を100円ショップキャンドゥで購入した山田化学(株)「ディスプレイスタンド」に取り付けます。
- B.W.S(バック・ウェポン・システム)であるリ・ガズィ専用のS.F.S.(=サブ・フライト・システム)は100円ショップセリアで購入した(株)フジサキ「ぬいぐるみスタンド(可動式)」に取り付け、機体本体と並べてディスプレイします。
- すべてのパーツを組み上げ、武装を持たせたら、いよいよ完成!
製作後記
正直リ・ガズィはあまり興味のないMSでした。しかし、ガンプラマニアの人気は高く、今回はMG「1/100 リ・ガズィ (逆襲のシャアVer.)」発売による盛り上がりに煽られ、レアキットを入手出来たことから製作に至りましたが、結果的にその期待を超えることはありませんでした。
まず、Zガンダムを感じさせるのは胸部、腕部、スカートくらいで、頭部の庇(ひさし)がカメラアイを見にくくしており、ガンダムらしさを失わせています。また、丸みを帯びた脚部もシャープさに欠け、私は”リファイン・ガンダム・ゼータ”というイメージは持てませんでした。
製作面では薄いグリーンの装甲色をMSホワイトに塗り替えた点は成功でしたが、劇中の画像を検証するとインディブルーのイロプラも濃紺色に塗装してもよかったかもしれません。この時代のキットはなぜか劇中の色味と違って薄いグリーンや濃緑色が多用されていますが、好みは分かれますね。
反省点としてはガンダムのような白い装甲が多いキットのスミ入れはシャーペンの方が正解だったと思います。ガンダムデカールもわざわざ購入したにもかかわらず、あまり効果的に活用することが出来なかったことも悔やまれます。






箱を開けて一番気になるのは薄いグリーンの装甲パーツです。この時代のキットによく見かけるこの装甲色は劇中の画像を検証するとしっくりきません。ここはガンダムスプレーのMSホワイトで塗装し、そのほかはイロプラを生かしつつも、劇中画像をしっかり検証して追加塗装したいと思います。