1/144 バンダイ HGUC REVIVE RX-77-2 ガンキャノン

カイ「こういう時慌てた方が負けなのよね」
2015.11 製作 / お気に入りランク:★★★☆☆  レア度:★★★☆☆

ガンキャノンは地球連邦軍の中距離支援用試作MSとして開発され、両肩のキャノン砲と赤い重装甲が特徴的なガンダムやガンタンクとも互換性がある機体です。
ガンキャノン3機がテストのためにサイド7へ送られたものの、ジオンの強襲を受けて2機が破壊され、残った1機がホワイトベースでカイ・シデンによって主に運用されました。 その後、2機目の配備においてはカイ・シデン機がC-108、ハヤト・コバヤシ機がC-109とされたのです。
武装としては機体の両肩に240mm低反動キャノン砲やビームライフルを装備し、装甲材にはガンダムと同じくルナ・チタニウム合金が採用されており、ジャイアント・バズの直撃に耐えられるほどの装甲だったのです。

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製作過程

1995年に発売されたHGUCシリーズ第一弾「ガンキャノン」が新生"-REVIVE-"として登場しました。可動範囲が拡張し、劇中さながらの低姿勢射撃体勢が可能となり、平手パーツも付属しています。
ガンキャノンは放映当時のガンプラブーム時も含めても初めての製作になると思います。当時はジオンのMSの方に興味があり、連邦のMSにはあまり興味がなかったのです。にもかかわらず、今回購入した経緯は今後発売予定の「Realistic  Model Series 1/144スケール HGUCシリーズ用 ホワイトベースカタパルトデッキ」に配置するためです。"-REVIVE-"の進化を検証してみたいと思います。

1.イメージ
ガンキャノン

箱を開けてパーツと取扱説明書を見て気になったのは、グレー部の色が強過ぎる点です。ディテールアップ出来る余地はほとんどありませんが、塗装で重量感を出したいと思います。

  1. HGUCなので関節パーツはパーツの合わせ目消しを行います。
  2. 顔の薄緑が入った白のイロプラ以外、機体色の赤とグレー部は全塗装します。
  3. 可能な限り、金属感を意識して塗装します。
  4. 頭部にディテールアアップを施します。
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2.組み立て1
ガンキャノン
  1. いつもどおり、可能な限り組み上げて塗装につなげ、また組み立てます。
  2. HGUCということもあり、パーツの合わせ目が気になります。接着剤をたっぷり付けて乾燥後、フィニッシングペーパーで磨き、サーフェイサーで埋め合わせます。この辺はRGシリーズと異なり、ストレスを感じます。
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3.塗装
ガンキャノン

ガンキャノンの特徴でもあるおもちゃ感を打ち消すために頭部を除いて全塗装することにします。

  • 機体色はブライトレッド、関節部はジャーマングレイを吹きます。
  • 関節部・手・キャノン砲・排気口内側→ガンメタル
  • ディテールアップの余地は塗装ぐらいなので、次項へ・・・。
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4.ディテールアップ
ガンキャノン

重量感と金属感を出すために、缶スプレーや筆塗りなど主に塗装でディテールアップを進めていきます。

  • 頭部アンテナをやり過ぎない程度に細く削り、フラットアルミで塗装します。
  • メインカメラの内部→フラットアルミ
  • 頭部バルカン砲→イエロー
  • 背面のバーニアの内輪をサーフェイサー(ホワイト)で下地塗装し、発色を上げてからブライトレッドを吹き、外輪はフラットアルミを吹きます。
  • 同様に足の裏のバーニアの内輪もサーフェイサー(ホワイト)で下地塗装し、発色を上げてからブライトレッドを吹き、外輪はフラットアルミを筆塗りします。
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5.スミ入れ&つや消し
ガンキャノン
  1. グレー部・ガンメタル部のパーツは「ガンダムマーカースミいれ用<ブラック>」で、赤い機体色のパーツは「ガンダムマーカースミいれ用<グレー>」でスミ入れを行います。
  2. 頭部のスミ入れはシャーペンで細かいラインを引きます。
  3. 「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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6.組み立て2
ガンキャノン

すべての工程が完了したらパーツを組み上げます。この間気付いた塗装ムラなどを補正しました。

胸部・脚部には機体番号を示すマーキングシールが付属しますが、TV放送Ver.を意識して、あえて使用しないことにしました。

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7.仕上がり
ガンキャノン
  1. すべてのパーツを組み立てたら、いよいよ完成!
  2. 模型店のショーケースに置かれたガンキャノンはチープなおもちゃという印象でしたが、基本的なディテールアップでもかなりの重量感が表現できたと思います。
製作後記

ホワイトベース隊の中でも中核のMSでありながらもずんぐりむっくり、寸胴な体型のMSですが、この"-REVIVE-"ではウエストが締まった小顔な機体となっています。写真撮影のポージングにおいても、その可動性の高さを実感することができました。
HGUCならではのパーツの合わせ目消しに奮闘し、何度も補正作業を繰り返しましたが、完成してみると苦労した甲斐がありました。また、金属塗装やスミ入れによってアニメのおもちゃっぽさから密度の高い模型に変貌しました。
細部のクオリティーは当然RGには及ばないものの、この地味な機体をこのコストパフォーマンスで実現した点はお見事です。ジオラマの名脇役として活躍してくれそうです。

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