1/144 バンダイ HG MS-07H-8 グフ・フライトタイプ
お気に入りランク:★★★★☆ レア度:★★★☆☆
OVA『機動戦士ガンダム第08MS小隊』よりグフ・フライトタイプはグフ飛行試験型の最終型で、グフカスタムをベースにH型シリーズの完成型として少数が量産されました。
グフと言えばドダイYSに乗せて運用するイメージですが、この機体は脚部に熱核ジェットエンジンを搭載し、大推力で強引に機体を浮かせるため、脚や両肩がドムのように肥大化し、バックパックにも大型の推進器が備え付けられています。武装もグフカスタム同様ガトリング砲付きシールドなど共用の武装を持っています。
本編では第10話に登場。第11話ではラサ基地を包囲した地球連邦軍を攻撃するために発進したアプサラスⅢの護衛として2機が登場。アプサラスIIIの稼動を見届けてザンジバル級機動巡洋艦「ケルゲレン」に帰投するも、大気圏離脱中の「ケルゲレン」がジム・スナイパーに狙撃され、その際1機がケルゲレンと共に爆散、さらに脱出した1機も撃墜されたのです。
Photo Gallery
製作過程
熱核ジェットエンジンを搭載した脚部ユニットをはじめ、飛行用に改修された肩部アーマー、バックパック、腰部スカートなど特徴的な機体形状を新規造形で再現されています。
1.イメージ | |
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箱を開けてパーツを見てみると、意外にも細かくパーツが色分けされていますが、一方で余剰パーツが多い点も気になります。値引きなしの定価販売なのだから、この点は価格にも反映して欲しいものです。 塗装については機体色(ジャーマングレー?orブラウングレー?)はイロプラそのままに、機軸部はガンメタルなどで金属感を付けたいと思います。一方でパープル色を多用したパーツには違和感を感じるため、一部置き換える必要性を感じます。 |
2.塗装 | |
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機体色以外はほぼ塗装となります。バーニアの赤はイロプラ漏れがあるためにサーフェイサーで発色を上げて塗装します。 スチールウールでの傷跡を付けることを前提に、膝や足の黒いパーツの下地にはシルバーリーフを吹いておきます。
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3.組み立て | |
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塗装が完了したパーツから順次組み立てていきます。 僅かですが、付属のシールを貼ります。 イメージの時点では気付かなかった塗装やディテールアップも組み立てながら、それぞれ手を加えていきます。 |
4.ディテールアップ | |
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一部の筆塗りやモノアイ、スコープなどお約束の
ディテールアップを施します。
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5.ウエザリング | |
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6.仕上がり | |
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製作後記 |
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フライトタイプと言いながらも地味な機体色で、どちらかと言うとデザートタイプと呼んでもいいようなカラーリングのグフですが、組み上げてみると意外とカッコイイ!独特のショルダー・アーマーやバックパックの翼、ドムを思わせる足のスカートは重厚感を感じさせます。 ウエザリング仕様にすることで地味な機体色をジオラマに溶け込ませることが出来ます。落ち着いた機体色にバーニアの赤を塗装することによっていいアクセントとなっています。 プレミアムバンダイでしか購入できないコストパフォーマンスが悪いこのキットをジオラマベース上で陸戦型ガンダムと共演させることで、それぞれの存在価値を高めることができました。映像にはないMSの共演ではありますが、空からのグフ・フライトタイプの攻撃と迎え撃つ陸戦型ガンダムとの高低差を使った渾身のジオラマ作品です。 |