EXCEED MODEL ZAKU HEAD ライティング&サウンドバストセット シャア専用ザクII

「ソフトウエアをアップデート中のザクヘッド」
2018.5 製作 / お気に入りランク:★★★★★  レア度:★★★★★

プレミアムバンダイより発売された「EXCEED MODEL ZAKU HEAD ライティング&サウンドバストセット シャア専用ザクII」ですが、スケール的には1/35スケール「U.C.HARD.GRAPH.」のザクヘッドよりやや小さいサイズです。このキットの売りは光るモノアイと点灯音ではありますが、これまでザクの胴体部も含めたジオラマを考えていた自分にとっては新規造形の専用バスト台座であることが、高価ながらも購入へとつながりました。
完成品でもあるこのシャア専用ザクには、当然シャア・アズナブルのフィギュアを置き、「U.C.HARD.GRAPH.」シリーズのジオン兵フィギュアたちを総出演させるため、当ホームページのカテゴリーは「U.C.HARD.GRAPH.」として紹介します。

Photo Gallery


製作過程

これまで数多くのザクヘッドを製作してきましたが、モノアイが点灯音付きで発光するギミックが付き、左右の可動も再現、胸部にはジオンマークが印刷、一部外装も開閉可能で内部メカも再現されるなど、多機能なこの完成品には自分なりのオリジナリティーを加えたスペシャルなジオラマにしたいと思います。
今回は ①動力パイプの塗装 ②「U.C.HARD.GRAPH.」シリーズのフィギュアを配置 ③ワッパの設置 ④ソフトウェア更新の演出 ⑤アクセサリーの充実 ⑥天井からのLED照明  をポイントにして製作をしていきます。
1.イメージ
ザク
発売前から商品見本の画像で懸念はしていましたが、このザクヘッドの動力パイプは塗装されていません。このことで購入を一瞬ためらいましたが、購入した以上は塗装するしかありません。
そして、ザクヘッドを取り巻くジオラマ用キットは一部パーツも含めて以下のとおりです。その他に手元のジャンクパーツや100円ショップで見つけた小物を活用します。
  • 「コトブキヤ M.S.G モデリングサポートグッズ メカニカルチェーンベースR A」
  • 「1/35 バンダイ ジオン公国軍 機動隊偵察セット」
  • 「1/35 バンダイ ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃隊セット」
  • 「1/35 バンダイ ジオン公国軍 サイクロプス隊セット」
  • 「1/35 タミヤ アメリカ現用車輌 装備品セット」

 

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2.塗装1
ザク
  1. とにかく動力パイプの塗装がうまくいかないと製作が進みません。全体がガンメタルのため、機軸部をマスキングします。
  2. 発色を考えてサーフェイサー(ホワイト)を下地として吹きます。
  3. しっかり乾燥させて「GSIクレオス ガンダムカラースプレー MSシャアピンク  ガンプラ専用色」を吹きます。
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3.塗装2
ザク

キットの基本色のピンクとの整合性が心配でしたが、ガンダムカラースプレーとの相性は問題ありませんでした。

  1. 動力パイプを取り付けます。
  2. スミ入れには「マックスファクトリー   MAX  FACTORY  コピックモデラー [0.02 ブラック スミ入れ用]」を使用しました。やや太めですが、ガンダムマーカーより安定したラインが引けます。
  3. クリアーパーツのシールドをマスキングします。
  4. 白化を避けるために「GSIクレオス  Mr.トップコート  水性プレミアムトップコート  つや消し スプレー」を吹き、マスキングを外します。
    これでキットの基本色と塗装色の一体化に成功しました。
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4.メカニカルチェーンベース
ザク

今や入手困難となった「メカニカルチェーンベース」のリニューアル商品である「メカニカルチェーンベースR A」をジオラマベースにします。

過去に使用した余剰分の「メカニカルチェーンベース」からベース2面を加えて4面のベースとします。

今回も「HOBBY BASEのモデルカバースクエア(特大)」に収納することからベースのサイズは300mm×300mmにする必要があり、ベースサイドの連結部をカットし、ペーパー掛けを行い、ジャーマングレイを吹きます。

その他にもストックしておいた「メカニカルチェーンベース」の余剰パーツを有効活用します。

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5.シャア・アズナブル(ランバ・ラル独立遊撃隊セット)
ザク
「ランバ・ラル独立遊撃隊セット」からフィギュア3体を贅沢に活用します。
  • ヘルメット・・・一般兵ヘルメット+エポキシパテ+ジャンクパーツで角を製作
  • 顔/グローブ・・・ゼイガン軍曹のほおを一部加工/ゼイガン軍曹のグローブ
  • マント/胴体・・・ランバ・ラル大尉/胴体を細身に加工
  • 手足・・・クラウレ・ハモン
  • 機銃・・・ジャンクパーツ
  1. このフィギュアは全塗装するためにサーフェイサー(ホワイト)を吹きます。
  2. 乾燥すると明るいイエローから塗り、顔はフラットフレッシュ、マスクと機銃は薄紫、軍服はフラットブラックとフラットレッドで筆塗りします。
  3. 「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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6.ジオン兵1(ランバ・ラル独立遊撃隊セット)
ザク
  1. 「U.C.HARD.GRAPH.」のフィギュアは数多く製作しているために、「ランバ・ラル独立遊撃隊セット」からは中尉や一般兵たちも同じポーズにならないように考えながら接着します。
  2. クランプ中尉にあたるフィギュアは頭部をAFVのジャンクパーツから表情を豊かなものを移植します。マント裏はピンクを筆塗りします。
  3. このフィギュアも全塗装するためにサーフェイサー(ホワイト)を吹きます。
  4. 乾燥すると明るいイエローから筆塗り。顔や手はフラットフレッシュに、希釈したフラットレッドで肌に赤味を付けます。
  5. 軍服はカーキドラブ、髪と靴はレッドブラウン、ベルトはシルバーリーフで筆塗り。
  6. 「タミヤ スミ入れ塗料 (ブラウン)」 でしわの影を付けます。
  7. 「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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7.ジオン兵2(機動隊偵察セット)
ザク
  1. 「機動隊偵察セット」からのフィギュアもオリジナルのポーズから別キャラに加工します。クワラン曹長は肩を削ぎ落して、手にヘルメットを持たせるポーズをとらせ、ソル伍長も同様に肩を削ぎ落して、手に三脚を持たせるポーズをとらせます。
  2. パイロットの頭部はAFVのジャンクパーツから表情を豊かなものを移植します。
  3. フライトスーツ着用の兵士たちはイロプラをそのまま活かしますが、ヘルメットはアニメ設定を参照し、一部赤く筆塗りします。
  4. 髪はイエロー、顔や手はフラットフレッシュに、希釈したフラットレッドで肌に赤味を付けます。靴と髪はレッドブラウン、ベルトはシルバーリーフで筆塗りします。
  5. 「タミヤ スミ入れ塗料 (ブラウン)」 でスミ入れします。
  6. 「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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8.ジオン兵3(サイクロプス隊セット)
ザク
  1. 「サイクロプス隊セット」からのフィギュアは、ミハエル・カミンスキー小尉の体にハーディ・シュタイナー大尉の頭部を取り付け、別キャラにします。
    手には「機動隊偵察セット」からドリンクボトルを持たせます。
  2. このフィギュアも全塗装するためにサーフェイサー(ホワイト)を吹きます。
  3. 乾燥すると明るいイエローから筆塗り。顔や手はフラットフレッシュに、希釈したフラットレッドで肌に赤味を付けます。
  4. 軍服はカーキドラブ、髪と靴はレッドブラウン、ベルトはシルバーリーフで筆塗りします。
  5. 「タミヤ スミ入れ塗料 (ブラウン)」 でしわの影を付けます。
  6. 「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
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9.ワッパ(機動浮遊機)
ザク

ザクヘッドの脇で整備中の情景を演じるのは「機動隊偵察セット」からワッパです。脇役ながらも前作以上にディテールアップに注力します。また、ナンバープレートは整備中のため、貼り付け前とします。

  1. 推進ファン・サスペンション・排気系類・各パイプ→シルバーリーフ、前照灯・ナンバープレート→フラットホワイト、マズラMG74/S→ガンメタル、シート・ヘッドレスト→レッドブラウン
  2. 軽くスミ入れ後、デカールを貼ります。
  3. 今回はピカピカの機体色にしたいので、機体色はイロプラのまま「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹きます。
  4. 探照灯とバックミラーにジャンクの銀シールを貼り付けます。
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10.アクセサリー1
ザク
  1. 100円ショップSeriaで見つけた「ミリタリーシェルフB」を裏返し、「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹いて、作業台とします。周囲にはジャンクパーツで作った階段を置きます。
  2. 今回のジオラマのキーになるノートパソコン。ディスプレイやキーボードの絵を貼り付け、裏側にはジオンのロゴも貼ります。
  3. ストックしておいたAFVの計器類を緑・黄・赤・黒の工作用コードでバーニアのジャンクパーツにつないで、ザクヘッドへのデータ送信を演出します。
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11.アクセサリー2
ザク
  1. 仕様の違う「ミリタリーシェルフB」を二つ重ねてジオンのロゴを貼り付け、「Mr.スーパークリアーつや消し」を吹き、装備品置き場とします。二つのつなぎ目隠しに同色の紙を貼り付けます。
  2. 「アメリカ現用車輌 装備品セット」からバッグ、シート、吸着時限爆薬、弾薬箱、ジェリカン、網を掛けた紙製のコンバットレーション用カートンを配置します。
  3. その他ストックしておいたジャンクパーツからザクマシンガン薬莢、ドラムカン、燃料缶、じょうご、機銃、工具類を配置します。
  4. ワッパの前には黒と黄色の画を貼り付けた自作のバリケードを置きます。
  5. ジオンの旗を印刷し、シルバーリーフを吹いたプラ棒に巻き付けて掲げます。
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12.アクセサリー3
ザク
  1. 天井にはこちらも100円ショップSeriaで見つけた日用品用の棚板を使用します。横幅300mmになるよう削り込んで、ジャーマングレイを吹きます。
  2. 天井と「メカニカルチェーンベース」をつなぐジャンクパーツを接着します。
  3. 天井から「ピーエムオフィスエー MODEliNG SUPPLY モデリングサプライ シリーズ プラ・アクセサリー02:LEDライト 白 2個セット」をぶら下げます。
  4. 天井と「メカニカルチェーンベース」を両面テープで取り付けます。
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13.仕上がり
ザク

シャア・アズナブルを筆頭にジオン兵たちを配置します。レイアウトがごみごみしないように右手前のベースは敢えてスペースをとりました。

次に「HOBBY BASEのモデルカバースクエア(特大)」のベースに乗せて収納するわけですが、これが300mm×300mmギリギリと言うより、ベースの溝に側面フィルムがハマりません(涙)。とりあえず、側面フィルムを乗せたという感じです。
照明灯とモノアイを点灯したら、いよいよ完成です!

製作後記

数多く製作してきたザクヘッドの中でも、胴体部まで拡大し、モノアイが光り、点灯音が鳴るこのキットには集大成の思いを込めて、惜しみなくフィギュアとアクセサリーを投入しました。「U.C.HARD.GRAPH.」シリーズのジオン兵たちをフルに登場させ、長年温めておいた整備工場向けのアクセサリーも配置しました。
脇役のワッパも元々はフライトスーツフィギュア目的で購入したキットですが、整備中の情景描写に有効活用することが出来ました。本来はもっと密度の高い情景をイメージしていましたが、最終的にはごみごみしないように空間を意識したレイアウトとしました。
また、情景にストーリーを持たせるためにノートパソコン~計器類~配線コードを組み合わせ、ザクのソフトウエアアップデートを演出しました。仕上がり目前にひらめいたジオンの旗やバリケードの設置はカラーバランス的にもよいアクセントになったと思います。

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