1/144 バンダイ HG RX-121-1 ガンダムTR-1[ヘイズル改]
お気に入りランク:★★★★☆ レア度:★★★★★
「ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに」は模型雑誌「電撃ホビーマガジン」連載をきっかけに「機動戦士Ζガンダム」の外伝として位置付けられたティターンズに関わる人物を掘り下げています。
物語は戦犯扱いされた青年士官エリアルド・ハンターを救おうとする連邦軍法務局の法務官、コンラッド・モリスの奔走を中心に描く「法廷編」と
エリアルドのティターンズ入隊からティターンズ・テスト・チーム(T3部隊)への配属、グリプス戦役最終局面までの足取りを描いた「T3部隊編」の二つのパートに分けられて進行します。
T3部隊はティターンズの権力拡大のために専用の新型兵器を秘密裏に開発するために作られ、中心となるのはウェス・マーフィー大尉が指揮するテスト小隊で、主人公のエリアルド・ハンター中尉も所属しています。
ガンダムTR-1はRGM-79Qジム・クゥエルをベースにガンダムヘッドが心理的に影響を与えるテストのために作られた試作MSです。フルアーマーや高機動装備など各種強化パーツによって高性能な機体となっており、コンペイトウ兵器工場において試作機がロールアウトし、地球連邦軍のティターンズのT3部隊(Titans Test Team)に配備されました。
ガンダムTR-1[ヘイズル改]はジオン残党との戦闘で大破したウェス・マーフィー隊長機を、コンペイトウに配備されていたジム・クゥエルのパーツとT3部隊の予備パーツで修復した機体で、それまで蓄積されたデータとノウハウが盛り込まれています。
オットー・ペデルゼン大佐は言う。 「こいつは現時点での最高傑作だ。・・・そう、こいつは新しいガンダムなんだよ。型式番号はRX-121-1。正式名称はガンダム・ヘイズル改だ」
Photo Gallery
製作過程
小説も漫画も読んだことはありませんが、ガンプラEXPOなどの展示品で興味を持ち始め、ガンダムベース福岡にて全ラインアップを見てプレミアムバンダイからの購入に至りました。私の最も好きなガンダムであるガンダムMk-Ⅱとほぼ同じカラーリング、安定した重量感ある下半身は私の好きなスタイルのMSなのです。
ガンダムTR-1[ヘイズル改]キットそのものは最新のものでもなく、正式な商品名は「HG RX-121-1 ガンダムTR-1[ヘイズル改]&ガンダムTR-6用拡張パーツ」として発売され、TR-6の製作予定がなければ付属するジョイントパーツは余剰となります。
1.イメージ | |
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プレミアムバンダイからのキットとは言え、このヘイズル本体はかなり前のものと思われます。情報量が少ない機体ながらも取扱説明書は機体解説や世界観、完成見本の写真などかなり丁寧なもので、最新キットにも見習ってもらいたいものです。 |
2.組み立て1 | |
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今回基本塗装はジャーマングレイのパーツのみとしますので、まずはそのパーツから組み立てを開始します。 |
3.塗装 | |
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ジャーマングレイ以外のパーツは成型色を生かしますが、今回は組み立てながらイロプラ漏れの追加塗装を見つける作業が必要で、塗装ポイントを取扱説明書に随時書き込んでいきます。 |
4.ディテールアップ1 | |
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イロプラ漏れの補正塗装は以下の通りです。
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5.ディテールアップ2 | |
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ディテールアップとしての追加塗装は以下の通りです。
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6.組み立て2 | |
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再び組み立てを始めます。取扱説明書の中では組み立て中にホイルシールの貼り付けを指示してきますが、艶消し塗装の影響を受けないように後回しにします。 |
7.スミ入れ&マーキング | |
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8.仕上がり | |
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製作後記 |
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私の大好きなガンダムMk-Ⅱ〔エウーゴ仕様〕に近いマスクとカラーリング、重厚感ある下半身は私好みのどストライクのMSです。 今回製作中にYouTubeでGSIクレオスのつや消しスプレーの比較動画を見ましたが、結論は私も同じく今回使用したスムースクリアーが見た目も安定し、ガサガサした触感もなく、スムースな仕上がりだと感じました。 現在予約中のガンダムTR-1[ハイゼンスレイ]もほぼこれと同じ工程を繰り返すことになりますが、この経験を生かして、より完成度を上げたい思います。 |